司馬遼太郎「世に棲む日日(1)」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)

☆☆☆+
2003年3月 313p 文春文庫


○司馬遼太郎「世に棲む日日(1)」読みました


この本は、吉田松陰と高杉晋作を描いた作品です。


1巻は、主に吉田松陰の話。吉田家に幼い頃に、養子に出された松陰ですが、吉田家は藩の学問を指南する役職につかなければならないお家柄。徹底的に学問を叩き込まれ、11歳の時には藩主の前で御前講義をするほどまでの神童ぶりです。


そんな早熟な彼が、脱藩(といっても土佐藩と比べてゆるい)し、諸国を歩いていく、頃から、吉田松陰たる人格ができていったわけです。


吉田松陰は、純な人で、国家のためには命を惜しまない思想の持ち主。武力はありませんが知力は、どんな人でもかないません。でも、逆にそこが年上の人にかわいがられたり蒼くみられたりしたかもしれません。。。8201


追記

NHK大河ドラマ「花燃ゆ 」始まりましたね。「世に棲む日日」には、文のこと、ほとんど触れらなかったような・・・




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