仁木英之「僕僕先生」読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

僕僕先生 (新潮文庫)

☆☆☆

2006年11月 266p 新潮社 第18回日本ファンタジーノベル大賞受賞作に加筆・修正


○仁木英之「僕僕先生」読みました。


時代は昔の中国、王弁はいろんなことに目的を持てない若者でした。そして王弁の父は、仙人にあこがれていました。


あるとき、本物の仙人がいると王弁の父はどこからか聞きつけて、王弁を使いに出しました。王弁のあった仙人は、見かけは若いかわいらしい女性でした。。。


ということで、仁木英之「僕僕先生」読みました。独特の雰囲気のある作品です。一見、スローライフに見えますが、王弁の欲望もちらりと見える物語でした。


追記

続編も出ています。キャラが立ってますから、十分ありえます。しかし、知らぬ間に、何冊出ていたのでしょうか。。。




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