アーサーが教える体のふしぎ75号の内容はサケとヒト、泳ぐためのしくみ、回遊魚等 | 親愛なる人に-読書の薦め

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751

アジェット・コレクションズ・ジャパン 1190円 2008年8月6日号

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75号の内容は、
サケとヒト:742-743p、泳ぐためのしくみ:744-745p、回遊魚:746-747p、サケの成長:748-749p、アーサーのクイズコーナー:750-751p


サケとヒト:742-743p
タイセイヨウサケのオスは30-110cm、40kg。メスはやや小さいです。寿命は8-10歳、幼魚は水生昆虫や小エビ、小魚を、成魚は海でイカ、エビ、魚を食べます。子供は川で生まれ海まで回遊します。サケは養殖されますが難しく、養魚場から逃げ出すことがよくあります。養殖された魚と野生の魚との間に生まれた子供は回遊の本能が失われてしまうことがあり問題となっています。


泳ぐためのしくみ:744-745p
タイセイヨウサケの骨格は、堅いこつ組織でできています。サケの脊柱は約60個の椎骨からなります。オスの歯の作りはメスより鋭くなっています。タイセイヨウサケのウロコは外側がエナメル質、内部は骨質の透明な作りになっています。ウロコからサケの年齢を知ることができます。


回遊魚:746-747p
サケは一生の間、淡水海水の両方で過ごします。川で生まれたタイセイヨウサケの幼魚は1-6年川で過ごしたあと、海で1-4年暮らし再び川に戻り子孫を残して死にます。サケが生まれた川に戻れる理由について、鋭い嗅覚を持っているという説が有力で川のにおいを記憶にしっかり刻み込んでいます。また海流や地磁気を感知しながら方向を確認します。繁殖はメスが30cmほどの溝を掘って卵を産み終えたあとその上からオスは精子をかけて受精させます。そのメスが砂利で覆って捕食者にねらわれないようにします。


サケの成長:748-749p
タイヘイヨウサケは産卵後死にますが、タイセイヨウサケの場合、しばらく休むことで生きながらえるものも多く、海に戻って2-3度このサイクルを繰り返すものもいます。サケの卵のうち最初の一年を生き残るのが1/3、大人になるのは4000個のうち一つといわれています。生後2-3年たつと12-15cmになり、海までの長旅に耐える準備が始まります。サケの寄生虫の一種ヤツメウナギは軟骨魚類であごのない口で死ぬまでサケにくっつき血を吸います。ヨーロッパウナギはサケとは対照的に海で生まれ成魚の時期に陸水にやってきて、産卵のために再び海に戻ります。


アーサーのクイズコーナー:750-751p
1サケは何を頼りに生まれた川に戻ってくる?
2サケのウロコを調べると何がわかる?
その他、サケを釣ったのは誰?、間違い探しがありました




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