アソシエ2008年05月20日号の書評 現代の結婚事情と女性の本音を理解する5冊 | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

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日経ビジネス Associe (アソシエ) 2008年 5/20号 [雑誌]

日経ビジネスアソシエの書評コーナーの紹介です。アソシエAssocieは、毎月第1,第3火曜日に発売される雑誌です。 今回は2008年05月20日号の紹介です。

女性の結婚観について、少子化ジャーナリストの白河桃子氏が選ぶ5冊の本の紹介です。。ある50代の男性が娘にこう話しているのを、白河氏は聞いたそうです。「結婚はバーゲンセール。売り場に遅く行ったら、もういい商品はない。だから結婚だって早くしないといい男性はいなくなっちゃうんだ」。今や「女=セールス品」ではなく「男」が選ばれる側だと白河氏は説きます。。。勢いで進まないで、考えすぎると、なかなか難しいのかも。


「下流社会第2章 なぜ男は女に”負けた”のか」三浦展
今の時代、妻の稼ぎを期待する男性が増えているそうです。


「結婚しなくていいですか。」益田ミリ
何となくこのまま、独身でいいのかな、という気分にあふれる30代独身女性エッセイ漫画。


「対等な夫婦は幸せか」長い暁子、松田茂樹編
対等な結婚を目指すほど、夫婦の葛藤が増えていく・・・


「彼には内緒 わたしたちのセックス白書」二松まゆみ、須藤なほみ
日本の夫婦には「子育て機能」はあっても「男との女の幸せ」部分はフォーカスされていない?


「『婚活』時代」山田昌弘、白河桃子
男は選ばれるために自分を磨き、女は積極的に探しに行こうとの結論。


追記
新刊紹介は2冊。
「日本、ものづくりの神髄」は、経営トップのものづくりの思いは熱い!ホンダの福井威夫社長、ソニーの中鉢良治社長、スノーピークの山井太社長など。ものづくりへの誇りと自信が感じられる一冊です。
「食料植民地ニッポン」(青沼陽一郎)は、自給率わずか39%の日本は、米国、中国など食料輸出国の言いなりにならざるをえない植民地状態だといいます。これからますます、問題になりそうです、食に関しては。読みたい一冊です。


今号の特集は、「「好き」を仕事にする11の方法」です。好きこそものの上手なれ、です。。。5138


下流社会 第2章 なぜ男は女に“負けた"のか /三浦 展
対等な夫婦は幸せか (双書ジェンダー分析)
彼には内緒私たちのセックス白書/二松 まゆみ
「婚活」時代/山田 昌弘
結婚しなくていいですか。



日本、ものづくりの神髄―経営者12人の原点 (日経ものづくりの本)
食料植民地ニッポン/青沼 陽一郎
   

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