1995年11月 偕成社 165p
☆☆☆
斉藤洋「ようこそ魔界伯爵」読みました。
主人公の智は小学生、お父さんとお母さんの3人暮らし。お父さんとお母さんが海外旅行するため、夏休みに1週間、智は聖子おばさんの家に預けられることになりました。
聖子おばさんは、大金持ちで何か占いのようなことで、お金を儲けているらしいですが、智は詳しくは知りません。
おばさんの泊まった最初の晩、夜中に目が覚めた智は、明かりのついていたおばさんがいる部屋から話し声が聞こえたので、入っていった。そこでは、ひげの生えたライオン、大きなヘビ、コウモリ、顔だけ人間のヒツジが宴会をやっていました!
ビックリした智は部屋に戻り、それは夢だということで自分を納得させたのですが、どうもそうとは言い切れなくなってきたのです・・・
ということで、斉藤洋「ようこそ魔界伯爵」読みました。現実と夢の世界が入り乱れるファンタジーのような話です。書かれた頃にたぶん流行っていた、ロールプレイングゲームを受けたかのような作品でした。1207
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