WEC第4戦ル・マン24時間耐久は運任せと予測が付かない耐久レースになる。
スタートはペンスキーポルシェとフェラーリ499Pが好スタートを切って、挽回に走るGR010の奮戦をして24時間走り切れるかは天候と読めない状況はある。
レース開始から6時間後にポルシェ対抗馬のアルピーヌA424が1台ならともかく2台揃ってリタイヤをする不運なトラブルが起こり、意外な原因はメカクロームエンジンの不調が原因で幸先は良かったものの24時間走り切れるエンジンではないことがあきらかになったが何時でもポルシェに対抗できるようにきちんと経験を積んで来季のル・マンへ前向きに進んで次戦以降からアルピーヌの省燃費戦略を活かせると思っている。
問題があったメカクロームエンジンはFIAFormula2に採用している共通型だが耐久レース向けにベンチテストで回して、部品を一部交換をして繰り返しエンジンを回しての繰り返しで仕立て上げるがル・マン戦以外では問題はないが24時間走り切れなかったのは設計ミスよりも想定しないトラブルがあったからメカクロームエンジンの改善が急務になる。
幸先の良いポルシェが半時間以上過ぎた辺りに謎の失速が起こったのはBOPではなく、スピードの差があったハイパーカークラスはトヨタGR010、フェラーリ499P、プジョー9X8の最高速は350km前後に対してLMDhポルシェ963は350km未満、ランボルギーニSC63、キャデラック、BMW、アルピーヌA424は最高速度未計測しか分からない。
ナイトレースからラストまで読めないのはフェラーリ対トヨタの対決は昨年と同じパターンの再現になっているがハイパーカークラスバランス重視のフェラーリ499Pが燃費が難しい状況の中ラストスパートを掛けてトヨタを引き離して昨年に続いてル・マン24時間2連覇をした。
焦って負けたトヨタGR0107号車小林可夢偉、急遽代理J.マリア・ロペス、N.デ・フリース組は健闘をして2位入賞と一時期は好調だった8号車S.ブエミ、B.ハートレー、平川亮組は5位入賞をした。
GR010は厳しくなってきたのは改良する余地が全く無く何処から改良できるところが無くなってきた。ハイパーカーに関する規定が5年延長とトヨタ等の水素向けのレース車両に関する規定が4年延期をして余計トヨタが不利になってくる気がする。
来期参入するアストンマーティンヴァルキリーはWECだけではなくIMSAにも参入予定がある。
ハイパーカークラスでは初めてとなる両立参戦になる。
主力車フォードマスタングのカスタマイズ車両とオリジナルGT1車両があるサリーンが水素向けのレース車両で再参入する動きがある。
AmebaBlog&UUUMYouTuberbyShin