「日本のエホバの証人定量的研究」だそうです。
速報の調査報告書が英語と日本語で公開されています。
こういうアンケートがあってるってのは噂で耳にしていました。
報告書をざっと読んでみましたが、なんでも無作為に選ばれた150の会衆に依頼をして、7640人の信者から回答を得られたそうです。
個別に各会衆にアタックしても協力してくれる会衆なんてないでしょうから、支部のバックアップがあったのは確実です。
むしろ本部・支部主導で調査が始まったのでしょう。
これ完全にエホバの証人問題支援弁護団への仕返しですよね。
なんだか報告書の中身もやり方も似ています。
組織の力で数だけは集めたって感じです。
「悪に悪を返してはなりません」って子どものころめっちゃ言われてましたけどね。
「研究責任者シャオジュン・フー」「共同研究者 村田忠彦 」となっていますが2人ともエホバの証人であることが報告書に明記されています。
プロジェクト・コンサルタントのジョリーン・チューという人もエホバの証人だと書かれています。
関係者に少なくとも3人のエホバの証人がいるわけです。
そして、アーノルド・リーブスター財団から資金提供を受けたことも書かれています。
シモーヌ・アーノルド・リーブスターはナチス・ドイツによる迫害のもとでも信仰を保った人として目ざめよ!誌1993年9月22日号に経験談が載っています。
「エホバよ,娘が忠実を保てるようにしてください」という記事ですが、タイトル見た瞬間、「あぁ、あの記事か」って分かりました。
そのくらい印象に残ってて感動的な経験談だったので、この人については突っ込まないでいます。
てか、そもそもなんですけど、中の人による中の人の調査って意味はあるんでしょうか?
調査する前から結果は見えていますよね。
だって、エホバの証人に何か問題があると思っている人は組織に残ってないはずです。
ハンバーグ屋さんで「あなたはハンバーグ好きですか」って聞くようなものですよ。
嫌いな人はそもそも来てないですから。
まじで、JWの、JWによる、JWのためのアンケートですよ。
調査結果についてはいろいろツッコミどころもあったのですが、かなり長くなってしまいましたので次の投稿で書こうと思います。
報告書も速報ということだったので、詳細についても今後公表されることでしょう。