語の配列を変えるだけで自動詞、他動詞を自在に変える。これは大切な視点!

 

1「その男は窓を壊した」  The man broke the window. 

2「窓が壊れた」      The window broke.

 

1の文の目的語を主語にすると、

日本語は、助詞「を」⇒「が」、動詞形「~した」⇒「~れた」と形態変化させる

英語は、X V Y ⇒ Y Vと語順を変えるだけで形態を変える必要無し

 

 学習者は目的語を主語に置いたときThe window was broken.と態変換しようとする傾向がある(過剰受動化)ことが知られています。

 

 学校文法は、「語の配列によって文法性を示す」という現代英語の本質が欠けているのだと思います。