ウィズダム英和辞典には次に様な記載があります。

 

〚take a A〛A<一つの行為>をする(Aは主に動詞派生の名詞で強勢を受ける

語法 1語との相違 I語動詞と違って1回限りの完結した行為を表し、よりくだけた言い方。また、take[have] an Aはその行為を楽しむことを暗示するので、楽しむことが不可能な文脈では通例用いない drink some poison毒を飲む take[have] a drink of poison

   『ウィズダム英和辞典』2003

 

 この記述にある[take/have a A(動詞派生名詞) ]の型で使われるtakeやhaveをJespersen(1909)は軽動詞と呼んでいます。近年では、軽動詞を使ったこの型の文を軽動詞構文と言います。

『ウィズダム英和』の記述には「楽しむことが不可能な文脈では通例用いない」とありますが、例示しているtake/have a drink of poisonは楽しむことを意味しているのでしょうか?「通例楽しむことを暗示する」はいいとしても、そうではない文脈は不可であるような記述は必要なのか疑問です。

 

次の用例はアニメから採ったものです。

1)    Sis.“My ancle. I twisted it.”

  Mama“Oh dear.”

  Papa“Let's have a look.”

  ――The Berenstain Bears | The Excuse Note

 

2)   Pupil“Miss Cookie, there's a fairy walking across my desk.”

  Teacher“A fairy? Let's have a look.”

  ――Ben and Holly's Little Kingdom | First Day at School

 

 用例(1)では、娘が足を捻って痛がっているのを見た父親が「ちょっと見せて」と言っています。

  用例(2)では、人間界の学校にやって来た小さな妖精たちが机の上を歩いているところを生徒が見つけて先生に知らせる場面です。先生は「妖精?見てみるね」と言っています。

 いずれの文脈も、楽しむために見るという行為を行うわけではありません。

 

 辞書や文法書の記述であっても、正当な理由がない使用禁止規則は、実際には使用されていることが多々あります。「~には使わない」のような記述は、たいていの場合、特定の先行研究を元ネタにして、ほとんど検証をしないで取り入れた結果です。

 Ngaramで見ると、軽動詞light verbという用語自体が普及し始めるのは1980年代の後半です。20世紀末頃の軽動詞構文に先行研究についての記述した論文(勝部2014)には、haveを使った軽動詞構文の意味的特徴の1つに、Wierzbicka(1988)は「他の誰かではなく主語自身に起こる何か(良い)ことを引き起こす」、Dixon(1991)は「心地よさをもたらすものや、楽しむにふける」としているという記述があります。その先行研究の資料についての記述を引用します。

 

Wierzbickaと Dixon の意味分析は,どちらもオーストラリア英語を対象としていることも理として挙げられるかもしれないが,ほぼ一致している。

 相沢 (1999)[6]は,小説や新聞記事などを資料とし,軽動詞 have / take / give / make を中心に考察をしている.相沢はDixonやWierzbickaとは異なり,アメリカ英語とイギリス英語を主な資料としている。

 アメリカ英語,イギリス英語については,軽動詞構文を Dixon やWierzbicka ほど詳細に分析している先行研究がないため,研究の余地がある」

  勝部 愛美『ハイブリッド文法 ―軽動詞 have / take の事例―』2014

 

 先ほど挙げた“Let's have a look”を使用しいる2つのアニメのうち、The Berenstain Bearsは米語AmE、Ben and Holly's Little Kingdomは英語BrEが基本になっています。『ウィズダム英和』の記載にあった「take[have] an Aはその行為を楽しむことを暗示する」という用法も確かにあるでしょう。しかし、それを英語話者が一般に使う規則であるかのように拡大解釈して「楽しむことが不可能な文脈では通例用いない」とするのは慎重にすべきでしょう。

 

 ここに引用した論文(勝部2014)には、構造や用法を分析していくのに、有意義だと思われる考え方があるので紹介しておきます。

 

「ハイブリッド文法

ハイブリッド文法 (HG) は,語と型からのアプローチの利点を組み合わせ,コーパスのデータと母語話者の直観を採用した文法の枠組みである.HG のモデルを<図 1>に示す。

 

 <図 1>における閉曲線の内部は,pattern A, pattern B 両方をとることができる言語要素の集合を示す.<図 1>の (1) に属す言語要素は pattern A のみと統合的関係にあることを示し,(3) に属す言語要素は pattern B のみと統合的関係にあることを示す.(2) に属す言語要素は pattern A かつ pattern B と統合的関係にあることを示す.

 HG の枠組みは,母語話者の直観とコーパスデータの利点を兼務している点でも,ハイブリッドである.母語話者の直観による判定を導入することによって,容認度の範囲と程度を記述に組み込み,より精密なデータをベン図上に反映できる.」

勝部 愛美『ハイブリッド文法 ―軽動詞 have / take の事例―』2014

 

 このようにpattern A と pattern Bは(1)、(3)のように互いに排他的とは限らず、(2)のようにどちらにもあり得る領域が存在することは、言語現象をとらえるときの重要な視点になります。

 

 同様な視点で英語の品詞をとらえることを提唱するものを紹介します。

 

「英語という言語における形式と品詞の不一致を見ても明らかだが、品詞は分類されるのではなく「分布」しているものである。

 

 この図の特徴は、それぞれの品詞は決して独立しているわけではなく、むしろ、概念領域の中で重なり合いながら一定の位置を占めているということを明確に表している点である。

 ただしこの分布図は、本稿における5 文型を中心とした議論にのみ依拠しているため、文の要素となりえる「名詞」「形容詞」及び「動詞」のみの限定的な図になっている。」

  平岩 加寿子『学校文法と品詞分布―5文型を中心に―』

 

 現代英語の単語は、屈折を失って無標です。だから文中に使われるまでは単語の品詞は1つとは限りません。そのことについて述べた記述を引用します。

 

「一つの語は特定の品詞にのみ分類されるわけではない。例えば,単一語形 like は,動詞,形容詞,副詞,前置詞という複数の品詞の用法がある。また,英語の前置詞は名詞を目的語として前置詞句を構成するが,句を構成せずに単独で使われる場合は副詞に分類される。

 ある語に対してその品詞の指定は先験的に決まっているわけではない。品詞概念は節構造の位置の概念を言い換えたものに過ぎないからである。言語実態として一つの語形が様々な位置で使われるため,品詞を基準に機能語や内容語へとカテゴリカルに分類できないのである。」

  澤田 茂保『話しことばでの機能語類連鎖の働きについて』2023

 

 では、改めて軽動詞構文について見ていきましょう。その基本的なとらえ方についての記述を紹介します。

 

3) a.Mary had a walk in the garden.

  b.Mary walked in the garden.

4) a.John took a kick at the ball.

  b.John kicked at the ball.

5) a.Mary gave John a punch.

  b.Mary punched John.

     (Dixon 2005: 459)

(3a, b)は「メアリーが庭を散歩した」という意味であり,(4a, b)は「ジョンがボールを蹴った」という意味であり,(5a, b)は「メアリーがジョンを殴った」という意味である。従来の研究では,(a)タイプには,have, take, give などの意味的に軽い「軽動詞(light verb)」が用いられていることが指摘されており,本稿では,便宜的にこのタイプの文を「軽動詞構文」と呼ぶことにする。

 對馬 康博『英語の軽動詞構文の軽動詞とゼロ派生名詞の意味的貢献度をめぐって』2021

 

 ここに紹介されている軽動詞構文(a)タイプの軽動詞の目的語にあたるwalk、kick、punchは、通常の文(b)タイプではそれぞれ述語動詞として使われています。このように[軽動詞+a+A(動詞派生名詞)]の型がAを一語動詞として言い換え出来る場合を典型的な軽動詞構文とされます。

 さらに典型的な軽動詞構文について言及した記述を引用します。

 

「以下のような条件を満たす構文を軽動詞構文とし,分析を行った。

a. 軽動詞+a/an+名詞の文型で用いられる

b. 目的語となる名詞は単音節である

c. 対応する一語動詞で言い換えが可能である

d. 主語が人間である

 典型的な軽動詞構文は,目的語に不定冠詞を伴った単数,単音節の名詞が置かれる構文である。名詞が定冠詞をとる場合や多音節の場合,目的語の名詞性は高くなり,軽動詞構文の特性である名詞が持つ動詞性が低くなる.また,軽動詞構文で用いられる名詞は,ゼロ派生で対応する同形の動詞を持つため,同形の動詞によって言い換えが可能である.軽動詞構文は通例人を主語に置き,その活動について言及する構文であり,無生物や動物を主語にとる場合は活動の可能範囲などが人とは異なる。」

  勝部 愛美『ハイブリッド文法 ―軽動詞 have / take の事例―』2014

 

 軽動詞とされる語はdo、have、get、take、give、makeといった基本動詞です。これらはBNC(The British National Corpus)の上位100語にある,be, have, do, say, go, get, make, see, know, take, think, come, give, look, use, findの16 語の動詞の中に含まれます(澤田2023)。一般に動詞は内容語とされますが、これらの基幹的な限られた動詞は、機能語に近いという見方もできます。


「be, have, do は助動詞とみなせるので,機能語と分類できるかもしれないが,他は一般動詞としてみなすしかない。これらの動詞は典型的な common verbsであり,come, go は基幹的な移動を,get, make は基幹的な変化を表し,また,takeや giveは基幹的な身体動作や授与概念を反映する。

 これらはまた軽動詞句表現(take a look, give a try)などでも使われており,直感的に見て英語の文構造において基幹的な機能を担うと感じられる。実際のところ,機能語が文法的な機能を担い,文構造を支える語彙であるとしたら,動詞を除いた文構造は考えられないから,何らかの動詞も機能語にいれて然るべきである,ともいえる。」

  澤田 茂保『話しことばでの機能語類連鎖の働きについて』2023

 

 また、軽動詞構文の[軽動詞+冠詞a]の後ろに置かれる動詞派生名詞(動詞と同形のゼロ派生)の品詞についても面白い見方があります。

 

「Wierzbicka(1988)は、不定冠詞の後ろは名詞ではなく動詞であるとし、その証拠として次の例を挙げている。

  May I have a use [ju:z] of your pen for a moment?

useは名詞であれば[ju:s]と発音されるので、useは動詞であることが分かる。」

天川 豊子『英語の軽動詞構について』2000

 

 軽動詞構文はこのように見ていくととても面白い文です。まず、一語動詞lookで表現できることをhave a lookという3語を使って表現しています。その構成要素である軽動詞have、冠詞a、動詞派生名詞lookはいずれも屈折が失われた英語本来語です。

 屈折言語の内容語は、[語幹+屈折語尾]という基本的な構成から一般的に単語の音節が2つ以上あります。ラテン語やフランス語などの屈折言語を由来とした英語にとっての外来語の多くは多音節です。それに対して、古英語期には豊富だった屈折語尾を失った現代英語の本来語は、ほとんどが1音節です。文法性を示す屈折語尾が無い英単語は品詞が曖昧ですが、それは自由度が高いとも言えます。

 

 単音節で1語の情報量が少ない英単語は自由度が高く、いくつかがまとまって一定の配列を構成することで意味を生成します。これが現代英語の文法的特徴です。幾分か機能語化した軽動詞、機能語である冠詞、動詞の意味合いや性質を残すゼロ派生名詞の内容語で構成された軽動詞構文はまさに現代英語の表現を象徴しています。

 このようにいくつかの要素で構成された英語の構文は、それぞれの構成要素がもつコアと、そこから派生する意味の両面を見ることが有効です。先行研究に合った「心地よさをもたらすものや、楽しむにふける」というのは個々の要素のコアから離れた派生的な用法です。言葉は1つの表現を自在に使い回すものなので、それ以外には使わないという禁則を鵜呑みにするのは早計です。

 

 先行研究でよく取り上げられている、一語動詞の文と、軽動詞構文の意味上の違いについて検討してみましょう。例えば、先ほど挙げた次の用例についての違いです。

 

3) a.Mary had a walk in the garden.

  b.Mary walked in the garden.

 

 軽動詞構文(1a)にはあって一語動詞の文(1b)のに無い要素は、軽動詞の他は冠詞aです。軽動詞は数種類ありますから、構文の構成上必須要素と言える語は冠詞aということにまります。標識aの持つコアの意味は軽動詞構文の肝になっている可能性は十分あり得るでしょう。

 不定冠詞aはoneという意味がもとにあり、a walkは「一回の行為」、「不特定の行為」が想定できます。また、ほとんどないことを示すlittleに付加してa littleとすると「ちょっと」という意味になることからa walkは「ちょっとで済む行為」などを含意することも想定できます。

 

 ChatGPTにhave a walkを使って文をいくつか生成させた中に以下の文は含まれていました。

6) a. It's a beautiful day. Let's have a walk by the lake.

 (今日は素晴らしい天気です。湖のほとりを散歩しましょう。)

 

 b. We often have a walk around the neighborhood after dinner.

 (私たちは夕食後によく近所を散歩します。)

 

 (6a)は一回の行為で、(6b)は不特定の習慣的な行為です。不定冠詞aが持つコアと合致しています。

 次の論文の記述も「使えない理由」を考えるより、冠詞aが持つコアにあった用法があるととらえる方が生産的だと思います。

 

「(7b), (8b)のように,主語が「特定の時や場所」で「特定の目的を遂行する,試みる」という意味のものは容認されないという。

 

7) a. I had a walk in the garden after lunch.

  b. *I had a walk in the garden from dawn to dusk.

 

8) a. I had a walk in the garden.

  b. *I had a walk from Oxford to Reading.

      (Dixon 2005)

  對馬 康博『英語の軽動詞構文の軽動詞とゼロ派生名詞の意味的貢献度をめぐって』2021

 

 (7a)の「夜明けから夕暮れまで」は「ちょっとした」時間ではないから冠詞aのコアとは合いません。(7b)の「オックスフォードからレディングまで」は特定しているの不定冠詞aのこ兄は合いません。この容認性は構文の特殊性を示すものではなく冠詞aの一般的なコアだと考えれば問題ないでしょう。文法事項はできる限り特殊ルールではなく、汎用性のある一貫性した原理をおさえる方が効率的でありかつ実践的です。

 

 また「行為の持続性に関して,この構文は,「ちょっとの間(for a bit)」という概念が感じ取られる場合には容認される(Dixon 2005)という。」(對馬2021)という記述もあります。これもこの構文の特性とは関係ありません。We had a walkは冠詞aが「ちょっと」を含意するから「ちょっとの間」と感じるだけです。

 

9) "We had a long walk through the park yesterday, enjoying the   beautiful weather and the peaceful scenery."――ChatGPT

 

 We had a long walkに変えれば「ちょっとの間」ではない1回の行為について述べることができます。軽動詞構文の特性として「ちょっとの間」という制約があるととらえる必要はありません。

 

 「心地よさをもたらすものや、楽しむにふける」行為によく使われるというのはどうでしょう。次のような用例を紹介した論文があります。

 

10) Would you like to stop somewhere and have a drink?

   ――The Curious Case of Benjamin Button

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』2008)< 00:48:52 >

  (移動中の車内)どこかで止まって,少し飲みませんか?

 

11) Boys! You might want to take a look at this.

   ――Puss in Boots『長ぐつをはいたネコ』(2011)< 00:45:52 >

    君たち,これを見ておいたほうがいいかもよ。

 

   田畑 圭介、山縣 節子『映画における英語の文法構文』2022

 

  用例 (10)だけで見ると「楽しみ」につながるのかもしれません。しかし、人を誘う場合、日本語でも「ちょっと~してみませんか?」のように言います。「ちょっと」という表現がいつも楽しむ行為とは限りません。

  アニメの用例で紹介したようにLet's have a look.という表現を心配ごとがあって、「ちょっと見せて」という使う場合もあります。冠詞aのコアから「ちょっと」とか「1回」とかの行為に使うとおさえれば十分です。

 

  次のアニメの用例は、一語動詞には言い換えられないので典型的軽動詞構文ではありませんが、冠詞aの持つコアをよく示します。

 

12)“Daddy, can I have a go in your skateboad? ”

    ――Peppa Pig | Skateboarding

 

13)“Rex is round up the sheep and taking them safety into their pen.”

    “Gaston wants to have a go.”

     ――Ben and Holly's Little Kingdom | Cows

 

  これらの用例にあるgoは「行く」という意味ではなくattemptという派生的な意味です。このhave a goは「ちょっと試してみる」あるいは「ちょっと1回やってみる」という文脈でよく使われます。

 

  軽動詞構文の先行研究では、使えるか使えないかというような正誤を問題にしているものが結構あります。今回取り上げた以外でも、例えば、軽動詞haveとtakeがとる目的語の名詞はどのような違いがあるかなどです。a drink、a walkはhave、takeのどちらの目的語にもなり、一方have a readと言えてもtakeには後続しないそれはなぜかといった具合です。

  専門家は言葉の使い方とその原理を探ることを目的とするため、使用不使用を厳密にします。しかし一般の学習者にとって優先されるべきは、まずどんな表現が使えるかということであって、使えないという情報は二の次で良いと思います。

 

have、takeがそれぞれ目的語にとる語のリストを挙げておきます。

【have aと共起する】

chatおしゃべりする, cough咳をする, cry泣く, dream夢を見る, grinにっこり笑う, kissキスする, laugh笑う, sleep眠る, smile微笑む, talk話す, yell 叫ぶ

 

【have/take aと共起する】

fight戦う, try試す, touch触る, check確認する, wash洗う, bite噛む, drink飲む, drive運転する, glanceちらりと見る, guess推測する, look見る, napうたた寝する, rest休む, ride乗る, sighため息をつく, sipすする, smell匂いを嗅ぐ, smoke煙草を吸う, sniff匂いを嗅ぐ, stroll散歩する, swim泳ぐ, taste味わう, walk歩く, puff息を吹く, pissおしっこをする, whiffかすかに匂う, dose薬を服用する, shitうんちをする, trekトレッキングする, vote投票する, kick蹴る, peep覗く, peekちらっと見る, graspつかむ, gulpごくごく飲む, scanざっと見る, stride大股で歩く, swigがぶ飲みする, note書き留める

 

【take aと共起する】

bow お辞儀する

 勝部 愛美『ハイブリッド文法 ―軽動詞 have / take の事例―』2014より

 

  入試で英文法をテストの正誤選択問題に使うため、先行研究で広まった規則を正誤の基準にするという傾向が見られます。選択肢から外してただ1つの正しい答えのある選択問題を作問するのに都合がいい禁止ルールが安易に広がることはこれまでもよくあったことです。禁止ルールは「文法を過度に気にしてしゃべれない」という無駄な副作用を生むことにつながります。

  軽動詞構文は今後用法が広がることもあるので、「~には使わない」というたぐいの情報は気にしない方がいいと思います。健全な言語の習得法は、実際に使われる用法にあたって「使える表現」を身に着けることでしょう。