この2文はどちらも「それ最高に気に入った。」という同じ意味の文です。

  (a)I like it the best. 

  (b) I like it the most. 

 つまりbestもmostもほぼ同じ意味になっていることになります。しかし、この2語は、(a)well(good)、better、bestと(b)much(many)、more、mostという別の意味を持つ語の最上級です。

 一般的には原級を使うとI like it very much.と表現します。そうするとmuchの最上級mostの方が相応しいとも思えますが、実際にはbestがよく使われます。不思議なのは、「良い」と「たくさん」など原級には明確にあった意味の区別が、最上級ではどちらも「一番」「最も」というような意味になり、その区別が薄れている点です。

 

 この2語が同じような意味になる理由の真相には、従来の文法説明にはない現代英語の文法的特徴が関わっています。それはこの2語だけではなく、他の多くの文法事項に当てはまる言語学的な見方です。今回は、伝統文法の説明を科学的文法の観点から見直し、bestとmostが同じ意味になる真相を読み解いていきます。

 

 ことばの文法的性質を示す形式は言語によって違います。そのうち2つの形式について、次の具体例で説明します。

 

A(clearer / more clear) B(played / did play) C(easily / with ease)

 

 Aについて、clearer は、語幹のclearが「明らかな」という意味内容が表し、語尾の-erは比較級であること示します。またmore clearでは、moreが後置するclearが比較級であるという文法的性質を示しています。

 

 Bでは、playedは、語幹のplayが意味内容は表し、語尾の-edが過去形であることを示します。また、did playでは、didが後置するplayが動詞(原形不定詞)であるという文法的性質と、過去時制であるという文法性も示しています。

 

 Cについて、easilyは語幹のeaseが意味内容を表し、語尾の-lyが副詞であることを示します。また、with easeでは、withが後置するeaseが名詞であるという文法的性質とこの句が副詞であるという文法性も示しています。

 

 これらのうち各組の前者はいずれも、屈折語尾-er、-ed、-lyが文法性を示します。後者は独立した語more、did、withが後置する語の文法性を示します。このように、他の語の文法的働きを示す語を機能語(functional word)といいます。

 また、clear、play、easeはいずれも表す意味内容をもっています。このように表す意味内容を持った語を内容語(content word)と言います。

 

 古英語では前者のように主に内容語が屈折して文法性を示していました。後の時代になると、豊富だった屈折を失い、後者のように機能語と内容語に機能分化します。その結果として成立した現代英語は機能語と語の配列によって文法性を示す仕組みの言語なのです。

 機能語の多くはもともと内容語であった語が文法機能を担う語として特化したと考えられています。内容語が機能語へと変化することを文法化(grammaticalization)という現象として説明されます。

 

 では、I like it the best/most.についてみていきます。

bestは、もとは「一番良い」「一番上手い」など具体的な意味内容を持つ内容語です。

 次の用例で確認します。

1)She is the best (singer) among all the singers here.

 

 「彼女はここにいるすべての歌手の中でもっとも上手い(歌手だ)」という意味です。これを「彼女はここにいる歌手の中で一番だ」と簡単に言い換えても意味は通じます。

 ここで、bestに注目すると、もとは「一番上手い」という具体的な意味な内容を持った内容語です。文脈の中で使う「上手い」という内容は無くても「一番」だけで通じます。そうして「上手い」という限定的な意味を外して残った「一番」はより汎用性を持った語ということになります。これを-estと同じ文法機能をもった最上級を示す機能語として転用するようになったというわけです。

 

 mostにも同じく文法化が起こります。もとの「最もたくさん」という内容語から「たくさん」という限定的な意味が外れ、「最も」という意味の語になります。こうして多くの用法に汎用されるようになったと考えられます。

 Google Ngramで見ると、bestが先行し、mostが遅れて近年急激に使われるようになったことを示しています。

 I like it the best/most.がどちらも同じように使われるようになったのは、bestもmostも文法化の過程で、限定的な意味から汎用性の高い一般性のある意味に変化した結果、ほとんど意味の違いがなくなったと考えられます。

 

 このように、文法化の過程で、限定的な意味から汎用性の高い一般性のある意味に変化することを一般化(generalization)と言います。

 現代英語はヨーロッパの主要言語の中でもっとも文法化が進んだ言語です。だから、文法化とそれに伴う意味の一般化などの言語変化について理解すると、従来の学習文法とは異なる角度で、一貫した原理によって多くの現象を説明できます。

 

 下の用例で、文字の色を変えて示した語は、伝統文法では( )内に示したような説明をすることが一般的です。これらには共通点があります。

2)Mike will turn 16 tomorrow.  (法助動詞willは未来を表す)

3)There are too many problems. (there is/areは構文で後に真主語を置く)

4)How do you get to the station? (話し手や聞き手を含めた一般の人指す)

 

 これらの用例をChatGPTで和訳すると、それぞれ次のようになります。

2)マイクは明日で16歳になります。

3)問題があまりにも多すぎます。

4)駅へはどうやって行きますか?

 ここで使われているwill、there、youはいずれも和訳には現れません。例えば、用例4について、英語では主語をはっきりさせるが日本語は主語を省略すると言われることがあります。しかし、言語学的な観点では、このyouは主語をはっきりさせるというわけではないのです。

 will、there、youはいずれも機能語という共通性があります。和訳したときに意味が現れなかったのは、bestやmostと同じく、文法化が進み意味の一般化が起こったからです。

 

 Henry Sweetは、Modern Englishの成立を1500年ごろまでにほぼ完成した屈折語尾の消失lost endingsとしました。これは今日でも現代英語の定義とされています。文法化は、現代英語の文法的仕組みが屈折(内容語の語形変化-erや-edや-lyなど)による表示から、独立した機能語(moreやdidやwithなど)による表示へ歴史的に転換したことを表しています。

 

 先ほど挙げた用例2~4は現代英語の一般的な現象として広く一般化して説明することができます。

 

2)Mike will turn 16 tomorrow.のwillはmay、can、mustなどと同じ法助動詞と呼ばれる語に属します。

 法助動詞は本動詞を起源とします。mayはbe ableの意味を持つ古英語の動詞maganに由来し、canはknowを意味する古英語の動詞cunnanに由来し、そしてmustはto be able, to be permittedの意味を持つ古英語の動詞motanに由来します。それら法助動詞はもともと客観的な「力」を及ぼすというような意味をもった動詞です。

 現在では、これらは「意志」「許可」「義務」などの人の意向を表す主観的な意味を持ちます。また「きっと」「おそらく」などその程度は異なりますが話者の推量を表す主観的な判断を示すことができます。

 

 will、may、can、mustは、どれも原形不定詞を後置するという共通点があります。[will / may / can / must +原形]という型は[did+原形]と同じく、[機能語+内容語]になっています。

 法助動詞は、内容語を後置して文の述語を形成するという文法的働きを持つ機能語なのです。これらの語がもとは客観的な事実を表す語から主観的な想いを表す語へ変化したのは文法化によって意味が一般化したと考えられます。

 

 一般化がさらに進むとほとんど意味内容を失う意味の漂白化起こります。例えば、いわゆる仮定法のwould/should/could/might+have+doneでは、いずれも現実から離れたことを表し、意味に大差ありません。それは文法化が進んだ結果として意味が漂白化したからです。もとの固有の意味を失い、didと同じように「遠い」というイメージだけが残ったというわけです。

 

 willは同じ法助動詞です。いまでも本動詞のwillに「遺言を残す」という意味があることから、もとは客観的事実を表していたことが分かります。それが文法化する過程で「意志」やさらには「確実といえる推量」など主観的な「想い」を示すように意味が一般化したのです。

 つまり、未来を表すとされるwillは「確実に起こると思われること」を一般的に表す機能語として意味が漂白化して意味内容を失った結果のです。

 

3)There are too many problems. で用いられるthereはもとは「そこに」という場所を示す内容語です。だからThere is Mike. 「あそこにMikeがいるよ」のように特定された語を置くことができます。

  thereは元は「そこに」という具体的に存在する場所を指す語です。それが「ほら~がいるよ」というよう、存在に注意を向ける語になったと考えられます。もとは特定の場所を示す内容語だったthereは存在に注意を向ける構文の構成要素としての機能語に変化したと言えます。和訳に現れないのは、文法化によって意味が漂白化したからです。

 

4)How do you get to the train station? は、仮にyouを I に置き替えても伝えたい意味は変わりません。

 このように駅への道を尋ねるとき日本語では主語を置きません。それは言語として合理的なのです。駅への行き方はだれでも同じなので主語を特定する必要はありません。内容語としての主語は不要なのです。要は、youでも I でもweでもなんでもいいわけです。

 現代英語は語の配列が文法的意味を持ちます。だから内容語としては不要でも語の配列を維持するため機能語として形式上の主語を置く必要があるのです。伝統文法で総称と説明される用法は実質的にはIt rains.などと同じく、形式的に置かれる主語なのです。youはSVという語の配列を維持するための機能語なので意味が漂白化し意味内容を失っているのです。

 

 機能語と内容語の分化は現代英語の文法的特徴です。それは発音の仕方にも現れます。口語では、一般に伝えたい意味内容はしっかりと発音し、意味を失った機能語は早く弱く発音されます。He’ll やThere's のように短縮(リンキング/リエゾン)するのは機能語の弱音化という現象です。

 英語のストレスのおき方は、このように文法的な仕組みと密接にかかわっています。ネイティブスピーカーは幼少期の早い段階で内容語と機能語の区別するようになることが分かっています。その文法感覚は、発音の仕方と合致しています。

 

 もとのbestとmostに戻り、さらに深堀していきます。この2語は、最上級を示すという文法的機能をもった機能語です。だから、機能語としてもともとのコアの意味が文法化が進んで意味が一般化し広がっています。

 その様子は、下のようなモデルで示せます。数学の集合図を想像してもらうといいかもしれません。

        best             most

     

 

  (  ●  )について、はbestのコアを表し、(     )はその意味の広がりを表しています。同様に、(  ●  )について、はmostのコアを表し、(    )はその意味の広がりを表しています。原子核とその周りに広がる電子雲のようなイメージです。

 このモデルをもとに各用例で使われる意味を考えてみます。

 

5)This is the best book I have ever read.

 「これは、今まで読んできた中で最も良いほんです。」

 

 このbestは、「一番良い」という意味で使われています。コアの用法に当たるので、mostとは意味が異なります。mostに置き換えることはありません。

 

6) Brother"Let’s skip stones."

     Sister  "Bet mine will go the farthest."

  Lazzi "Bet I skip the most."

              『Berenstain Bears』

  「跳ね石やろう」

      「わたしのが一番遠くまで行くよ」

  「わたしが一番多く跳ねさせるわ」

 

  子供たちが河原で小石を投げて水面で跳ねさせる遊びをしている場面です。日本でも「水切り」「石切り」などと呼ばれる遊びです。最後の子が使ったmostは投げた石が水面を跳ねる「回数が一番多い」という意味です。mostのコア「数が多い」を含む用法に当たるので、bestとは意味が重なりません。

 

7)The most expensive isn't always the best.

  (最も高価なものが最高品質とは限らない)

 

 このように明確に使い分ける場合もあります。

 

 bestとmostはそれぞれのコアに近い限定した意味で使うときは置き換わることはありません。

 例文1と例文2でそれぞれ用いられたbestとmostは、「一番」「最も」など漂白化した意味で使われます。コアから離れてそれぞれの意味が広がると、上のモデル図の(   )の範囲と(   )の範囲の重った  部分(集合図ならA∩Bの部分)で置き換え可能になるということです。

 

 このモデルは、他の類似した英語の表現についての使い分けを説明することができます。英語は文法化が進んだ言語なので、表現の意味が一般化して汎用性が高くなるということがよく起こるのです。

 かつて厳密に使い分けられていた表現Aと表現Bのうち、どちらかあるいは両方に意味の一般化が起こると、意味を広げて  部(モデル図A∩Bの部分)で用法が重なるということがおきます。

 一見分かり易いように思えるAかBのどちらかに使い分けられるという単純化した規則は、文法化が進んだ機能語では容易に陳腐化します。現行英文法はことばの変化を嫌う規範的規則を基にしているので、言語が変化するという発想がそもそもないのです。

 

      表現A  表現B

(    ●  

 

  例えば、willとbe going toの使い分けには、このモデルがあてはまります。公的な予定などはwillを使うことが相応しく、be going toには置き換わりません。個人的に前から決めていたことはbe going toを使うのが相応しく、willには置き換わりません。

 しかし、willもbe going toも文法化が進み、意味が広がっているので、多くの場合に置き換えが可能になります。文法書によっては未だに「willはその場の決意に使い、be going toは前もって決めていたことに使う」としているものがあります。しかし実際にはそのような区別は無くなっています。

 

8)Look. This red dress matches my purse perfectly. I’m gonna try it on.

「見て。この赤いドレス、わたしの財布とばっちり合うよ。試着してみよう。」

                『Max and Ruby | Max’s Dragon shirt』

  見つけてもない服を、前もって試着しようなんて決めているはずはありません。気に入った服を見つけて、その場で服を試着しようと決めています。このように、be going toを使ってその場で決めたことを表現することは一般的になっています。教育的配慮がされた幼児対象のアニメでさえ、よく出てくるのはその表れです。

 

 be going toはgoingが行くという具体的な意味を失った助動詞相当句です。もとのコアである事態が動いているという具体的な意味から、主観的な意思を表す用法へ意味が広がっているのです。このように客観的な事実を表す表現が主観的な人の想いを表す表現へ変化することを主観化ということがあります。

 

 際立った違いが分かるのは、動詞goは~ing形を後置しgo shoppingのように使います。ところがbe goingはto 不定詞を後置します。このことからもgoとbe goingでは性質が変化していることが分かります。

 このように性質が変わったbe going toは意味の一般化が進み元の意味を広げてwillの担っていた領域を表すようになったのです。そして主観化が進んだ結果、いまでは、ネイティブはその場で決めたことでもbe going toを使うようになっています。

  I'll get it.などはその場の決意と説明されます。しかしI'llと短縮されることから分かるように、機能語として意味が薄れ発音も弱化しています。意思を示すのならwillをしっかり発音するはずです。その場で決めたことには違いありませんが、意図して選択しているわけではなく慣用的に使っているだけです。

 

 gonnaと短縮されるのも機能語の弱音化の典型です。文法化が進み意味が一般化しているのです。 I'll とI'm gonnaが「その場で決める」という同じような場面で使われるのは、機能語の文法化による意味の主観化、一般化ととらえれば不思議なことではありません。

 また、gonnaやwannaも I'll と同じく機能語の短縮という、現代英語の文法的な仕組みを反映した合理的な現象です。ところがgonnaやwannaの方は非標準とされます。そのことが、現行英文法が根本的な文法的仕組みの上に立って記述されていないことを象徴しています。

 このように現行文法が言語変化に全くついていけないのは、標準語を守るための規範的規則を基本としているからです。標準化は単純な規則によって言語を統一することを基本とし、言語変化を言葉の乱れとして嫌います。そもそも言語変化をとらえようという発想がないのです。

 このブログの他の記事でも取り上げているように、幼児でも使うような生きた英語の表現が現行の学校文法や和製の英文法書から数多く抜け落ちています。それは規範が認めた標準語としての言葉使いを基本とし、そこから外れた用例を非標準として排除するからです。

 

 bestとmostに戻ります。この2語が同じような文脈で使われる場合、一方が限定的に使われ、他方が広く使われることがあります。その場合は非対称な関係になります。 特定の文脈では下のような関係が生じるということです。

( most  (best)

 例えば、make the most / best of~では、mostは「最大」、bestは「最善」という意味が残っていると考えられます。このときbestを使った「最善を尽くす」は好ましくない状況下という限定的な文脈で使われます。mostを使った「最大限活用する」は状況が好ましいかどうかに限定されないで広く使われます。

 用例で確認していきます。

 

9)She decided to make the most of her talents and pursue a career in   music.

 (彼女は自分の才能を最大限に活かすことを決め、音楽のキャリアを追求すること

  にしました。)

 

10)Sarah didn't get the promotion she wanted, but she chose to make   the best of the situation by focusing on building new skills.

  (サラは望んでいた昇進を得られませんでしたが、彼女は状況を最善のものにする

  ために、新しいスキルの構築に焦点を当てることを選びました。)

 

 用例9では、特に不利な状況があったわけではないので、mostを使うのが自然です。もしここでbestを使うと、何かあったのかと思われる可能性があります。

 用例10は好ましくない状況なので、bestが使えます。もちろん、mostは幅広く使われるので、この用例でmostを使っても特に問題はありません。

 make the most / best of~では、bestは「好ましくない状況」に限って使い、mostは使う文脈を限定しないということになります。(ただし、これは現時点での使い分けなので、言葉は変化することには注意が必要ですが)文法化が進むといっても元の意味がすっかり消えるとは限りません。意味内容が残り、使う場面が限定されることもあるということです。

 

 ことばにはAかBかという対称な使い分けだけではなく、非対称なものがあることを知っておくのは有用です。

 先に挙げた、willはその場の意志で、be going toは前もってでもその場で決めたことにも使うというのは非対称な関係ととらえていいかもしれません。

 規範的規則が示す単純な使い分けルールがしばしば使用実態と合わないのは、非対称な関係を曖昧とみなす傾向があるからです。使い分けを統一するためのルールは、明確な線引きをして互いに排他的な関係として正誤を明確にするのが基本だからです。

 しかし言葉は変化します。文法化が進んで意味の一般化が起こると、以前の使い分けは陳腐化するということは当然あり得ます。文脈によりmostとbestがどちらでも可能になったのはよくある現象の1つなのです。

 

 以上見てきた他にもbetter、best、more、mostを使った表現はありますが、漂白化の進みの程度を手掛かりの1つとして、都度その使い方を探るといいでしょう。

 言語は変化するものです。特に英語は古英語期には豊富だった屈折を失い文法化が進んだ言語です。構造的に意味内容の変化が生じやすい言語なのです。言語変化を前提としない文法説明では、結果的に多くの矛盾を抱えることになります。

 それとは逆に、言語変化の性質である意味の一般化、漂白化という概念は、現代英語との親和性が高いので、新たに出会う表現の感覚をつかみ吸収していくのに有用です。

 

 今回取り上げた文法化は現代英語の特徴の1つにすぎません。ただし、言語変化を前提とした科学的文法の見方なので多くの文法現象を説明できます。それは英語のネイティブの感覚と直結し、英語の使用実態によく合うということになります。

 多くの文法事項を一貫した原理で読み解けるので、その見方を身に着けると、応用が効き、現代英語の特徴が見えるようになってきます。それは現代英語本来の文法的特徴に基づいた美しい英文法の姿なのです。

 

 

 ※このブログの下にある、記事に対して頂いた方のコメントのように、ご自分で発展させていくと面白い発見があると思います。

 

※この記事は「bestとmostが同じ意味になるー英語は文法化が進んだ言語ー」を大幅に加筆したものです。

 このブログでは、従来のラテン語文法をモデルとした文法規則とは異なる見方をします。言語学の成果に基づいた科学的な見方を提示していますのでその点はご了承ください。なお、記事に関するご意見、ご質問等があれば、気軽にコメントしてください。