2023年8月18日(金)は燧ケ岳の山麓に広がる尾瀬沼を散策してきました。

本当は「田代山・帝釈山」を登りたかったのですが、昨日の燧ケ岳で精も根も尽き果ててしまったので、今日はお手軽ハイキングです。

 

GPSログです。

 

御池から沼山峠まではシャトルバス、そこから尾瀬沼ビジターセンターまで歩いて、尾瀬沼を時計回りに一周するルートです。

 

歩行距離:12.7km
累積標高差:±420m
コースタイム:沼山峠(6:50)→尾瀬沼ビジターセンター(7:55)→沼尻(9:15)→沼山峠(11:20)

 

御池から沼山峠までの始発のシャトルバスに乗り込みます。新しく電気バスが導入されていました。

 

バスを降りて6時50分に散策開始。

 

沼山峠から尾瀬沼へは70m登って、100m下ります。登山道はご覧の通り緩やかな木道なので快適に歩くことが出来ます。

 

大江湿原まで歩きました。時期になるとニッコウキスゲが一面に咲く湿原ですが、今は端境期なので青空のもと静かな湿原歩きが続きます。

 

そして昨日登った燧ケ岳が姿を現してくれました。昨日あの山頂に立っていたのかと思うと不思議な感覚ですね。

 

尾瀬沼ビジターセンターに到着。燧ケ岳はちょっと雲が掛かってきましたが、これはこれで絵になります。

 

ビジターセンターを後にして、湖畔を周回します。このあたりから登山者がぐっと減って静かなルートになります。

 

基本的には木道が整備されていますが、ところどころ朽ちているので、ちょっと注意が必要です。

 

そして湖畔の展望地で燧ケ岳の全景が姿を現してくれました。逆さ燧もなんとか写真に収まったかな。

 

山頂部分をアップで、左奥が最高峰の柴安嵓、右奥の少し雲が掛かっているのが爼嵓です。

 

湿原と燧ケ岳、ほんのり黄色く色づいた湿原、山の緑、雲の白、快晴の青空、気持ちのいい最高の景色です。

 

沼山峠から2時間30分で沼尻の休憩所に到着。

 

雄大な尾瀬沼を眺めながら昼食としました。

 

青空を写した湖面が美しいです。湖面から流れてくる風も冷たくて気持ちがいいです。

 

最後に燧ケ岳の姿を目に焼き付けて。

 

大江湿原を歩いて沼山峠に戻りました。

 

ジャスト4時間30分の尾瀬沼散策でした。

 

自分が登った山を山麓から眺めるのもいいものですね。

よくあの山頂に立ったなあと思います。人間の脚力って凄い。

 

これにて2泊3日の東北福島の山旅は終了。燧ケ岳の急登には閉口しましたが、充実した山旅になりました。