「秀麗富嶽十二景」とは、山梨県大月市が選定した十二景で、大月市域の山頂から望む美しい富士山を市のシンボルとし、併せてふるさとの自然をそのまま後世に伝えようとした山々です。

選定の中心となったのは山岳写真家の白簱史朗氏です。

 

1月4日は朝用事があったので、用事を終えた後からでも一番短時間で登れる岩殿山に登ってきました。

 

GPSログです。中央線大月駅の北にあるコインパーキングに車を停めて、畑倉登山口から岩殿山を往復するルートです。

 

なぜこんな逆のの字型のルートなのかは後述します。

 

歩行距離:6.8km
累積標高差:±443m
コースタイム:大月駅(10:40)→畑倉登山口(11:10)→岩殿山(11:45)→畑倉登山口(12:40)→大月駅(13:15)

 

大月駅付近から見た岩殿山です。市街地の北に岩峰がそびえ立っています。大月市のシンボルのような山です。

 

その岩殿山ですが、大月市街地側から登るルートは、落石の危険のため通行止めとなっています。

 

そのため山の東側をぐるっと回り込むように半周して反対側の畑倉登山口へ向かいます。

なのでGPSログがのの字型になっています。

 

中央道の陸橋を超えて進んでいきます。

 

国道139号を歩いていくのですが、この看板から先は歩道がないので車に注意して進みます。ここが今日の核心部でした。

 

大月駅から30分歩いて畑倉登山口に到着すると・・・あれ駐車場が余裕で空いていますね^_^;

 

事前の情報では2~3台ぐらいしか停めれない小さな駐車場とのことで、駅から歩いて来たのですが、10台ぐらいは余裕で停めれそうな広い駐車場でした。

まあ最初の30分はウォーミングアップですね。

 

気を取り直して登山道に取り付きます。ここから約300m一気に標高を稼ぎます。

 

道標はよく整備されており迷うところはありません。

 

冬枯れの登山道を気持ちよく登っていきます。

 

ここ最近の寒さで足元には霜柱がびっしり。サクサクと踏みしめながら登っていきます。

 

登山口から35分で岩殿山の山頂に到着。

 

眼の前には富士山の展望が開けます。

 

大月市街地を眼下に富士山の展望が広がります。

 

白く雪を冠った富士山は威厳がありますね。たなびく雲の流れもいい感じです。

 

山頂からさらに展望がよいという、馬場跡に向かいます。

 

ここは岩峰のギリギリに展望台があるので高度感が抜群です。眼下の大月市街地がミニチュアのように見えます。

 

この景色を堪能しながらカップラーメンのランチを楽しみました。

 

下山も畑倉登山口に下ります。

 

帰り際に登山道をちょっと外れたところにある「鬼の岩屋」に立ち寄りました。

 

予想以上に大きな岩屋。

 

しかも岩肌を流れる水でミニ氷爆が出来ていました。

 

岩屋と氷瀑、なかなか見ごたえのある景色でした。

 

下りは25分で下山。

 

その後、岩殿山の岸壁を見上げながら35分で大月駅に戻りました。

 

昨日のダイヤモンド富士と、今日の岩殿山。2日連続で富士山の展望を楽しむことが出来た2023年のお正月でした。

これは今年いい事ありそうです(*^^*)