2022年5月28日(土)は滋賀県にある「湖南アルプス(堂山)」に登ってきました。

 

「湖南アルプス」は隣の「金勝アルプス」と並んで、変化のある岩山の稜線歩きが出来る山です。

タイミングと天候がぴったり合ったので今回遠征に行ってきました。

 

GPSログです。山麓の田上公園に車を停めて、迎不動まで車道歩き、そこから登山道を歩いて堂山を周回する反時計回りのルートです。

 

歩行距離:7.7km
累積標高差:±380m
コースタイム:田上公園(6:30)→迎不動(7:05)→堂山(8:15)→田上公園(9:25)

 

駐車場のある田上公園からスタート。朝日が清々しい公園の中を歩いていきます。

 

新東名高速道路の巨大な工事現場を下を潜って行きます。この道路ができれば草津JCT辺りの渋滞が解消されますね。

 

田上公園から迎不動までは車道歩きですが、綺麗な新緑の中で苦になりません。

 

田上公園から35分で迎不動に到着。安全登山を祈願して先に進みます。

 

登山道はまず天神川を渡渉して道路とは反対側の斜面に取り付きます。

 

渓谷沿いを登っていくとすぐに迎不動堰堤です。砂防事業は予算の無駄だという人もいますが、水害が多い日本では人命を危険に晒さないため必要な公共工事だと思います。

 

とそんなことを考えながら、沢を遡っていきます。標高300mちょっとの山なのにどこからこんな水量が現れるのか不思議です。

 

さらに上流の鎧堰堤を超えていきます。

 

堰堤を登り切ると大量の土砂が堆積した広々とした河原が広がります。山の中なのに不思議な光景です。

 

鎧堰堤の河原を遡って緩い登山道を登ると、突然湖南アルプスの稜線に出ます。一番左側が目的地の堂山です。あのギザギザの稜線を歩いて行くと思うとワクワクしますね。

 

岩の稜線のアップダウンが続きます。手がかり足がかりは十分あるのでアスレチック気分で進んで行きます。

 

正面に堂山が見えてきました。

 

岩場をへつったり。

 

お助けロープのある岩場を直登すると。

 

堂山の山頂です。

 

山頂からは琵琶湖の大展望!

 

大津市の市街地と比叡山がすぐそこに見えました。空気も澄んでいて気持ちのいい山頂でした。

 

下りの登山道も渓谷沿いを進んでいきます。

 

一枚岩のナメ滝もあったりしてなかなかの雰囲気。この写真だけ見せると標高300mちょっとの里山とは思えないですよね。

 

最後に天神川を渡渉して、元来た車道に戻ります。河原の向こうに新東名高速道路の工事用クレーンが見えていますね。

 

最後は田上公園をのんびり散策して駐車場に戻りました。

 

里山ながら、渡渉あり・渓谷歩きあり・岩の稜線ありと、様々な表情を見せる登山道を楽しむことが出来た湖南アルプスでした。