2020年11月14日(土)は滋賀県にある金勝(こんぜ)アルプスに登ってきました。
金勝アルプスとは滋賀県の大津市と栗東市の境にある山。
標高は600mあまりですが、途中に奇岩、巨岩が沢山ある独自の景観が魅力の山です。
GPSログです。
駐車場から落ヶ滝、天狗岩を経由し最高峰の竜王山へ。その後、狛坂寺磨崖仏を見ながら林道を駐車場に戻る時計回りのルートです。
コースタイム
駐車場(7:30)→天狗岩(8:55)→竜王山(9:35)→狛坂寺磨崖仏(10:15)→駐車場(11:10)
一丈野駐車場に車を停めて(1日700円)登山スタート。
最初は沢沿いの登山道を登っていきます。
徐々に細くなる沢を何度も渡渉していきます。
大きな岩にはロープが張ってあるので安心です。
金勝アルプスの最初のビュースポット落ヶ滝です。
水量は少ないですが間近で見れるので迫力があります。
落ヶ滝を巻いて登ると登山道は沢の中を直接歩くようになります。
プチ沢登の気分です。標高は低いのになぜこんなに岩場があるのか水量があるのか不思議です。
岩場を楽しく登っていくと。
稜線の北峰縦走路に合流します。
ここから岩場の稜線歩きが続きます。
ロックガーデンです。
稜線を進んでいくと、目の前に天狗岩が聳えます。
天狗岩の基部に到着。
こちらに登ってみます。
天狗岩からは大津市内と琵琶湖が一望でした。
歩いてきた稜線です。
天狗岩を過ぎて登山道が緩やかになると。
白石峰に到着。ここから最高峰の竜王山を往復します。
紅葉に彩られた竜王山の山頂。
山頂からは近江富士こと三上山(みかみやま)と。
JRAの栗東トレーニングセンターが一望でした。
白石峰に戻って下山路を下っていきます。
途中にある国見岩からは名前の通り大津市内の景色が広がります。
山の直下を抜けているのは新名神高速道路です。
登りに使った北峰縦走路の岩尾根です。あのギザギザを歩いてきました。
そして下山路にある狛坂寺磨崖仏。
縦6m、横4.5mの花崗岩に、中央には如来像が、その両脇に菩薩像が掘られています。
奈良時代の建立だそうです。歴史がありますね。
登山道から林道に変わり新名神高速道路のガードを潜ると。
明治時代の土木建築、オランダ堰堤です。
氾濫を繰り返す草津川を治めるために、オランダ人技師の指導を元に造られた砂防ダムです。
こちらも歴史があります。
3時間40分で金勝アルプスをぐるっと1周して、駐車場に戻ると満車になっていました。さすが関西で人気の山だけあります。
渡渉に沢歩き、滝に岩の稜線歩き、滋賀県内と琵琶湖の展望、狛坂寺磨崖仏にオランダ堰堤と見どころ満載の金勝アルプスでした。