食に関わることわざに
次のようなものがあります。
「三里四方の野菜を食べろ」
これは、
三里四方（約12km以内）の
地産の野菜を食べていれば、
健康長寿が期待できる、
という意味のことわざです。
地域で採れた野菜は、
新鮮であるだけでなく、
気候的に
その地域に住む人々の
身体的必要性を満たすもの
であることが多く、
その環境特有の
腸内細菌叢の活性化に
つながるという利点が
考えられます。
UnsplashのAlexandr Podvalny
また野菜が
健康に良いということは、
複数の信頼性の高い
研究においても
確認されています。
野菜には、
ビタミンや食物繊維が
多く含まれています。
これが病を予防し、
健康を維持・増進させる
効果をもたらします。
ビタミンは、
身体の細胞、粘膜、
骨の形成に関わったり、
脳や神経において働く
神経伝達物質の
材料になったり、
心身のストレスによって
生じる活性酸素から
血管や細胞を守るよう働きます。
国民健康・栄養調査※1をみると、
私たちはビタミンA、ビタミンK、
ビタミンE、ビタミンB6、ビタミンC、
葉酸、カリウムを野菜から多く
摂取していることがわかります。
食物繊維は、
腸内細菌のエサとなり、
腸の調子を整えたり、
脂質や糖類や
ナトリウムを吸着して
体外に排出し、
血中コレステロール値を下げたり、
血糖値の急激な上昇を
抑えたりする効果があります。
国立がん研究センターが
行った研究※2では、
食物繊維の
摂取量が多いほど
死亡リスクが低いことが
明らかになっています。
UnsplashのMary West
野菜を摂る量の目安は、
1日350gほどと言われています。
これは、
小鉢にすれば
5皿分です。
食生活の中で、
意識的に野菜を
摂りたいものです。
野菜を積極的に摂ることは、
身体的ウェルビーイングの
維持・増進に役立ちます。
〈参考文献〉
※1「令和元年国民健康・栄養調査報告」厚生労働省
※2「食物繊維摂取量と死亡リスクの関連 -多目的コホート研究（JPHC研究）からの成果報告-」 国立がん研究センター
※もしもこの記事を気に入ってくださったら、シェアいただけると嬉しいです。
★講座のお知らせ
ウェルビーイングベーシックの基礎を学ぶ(随時更新中)
ポジティブ心理学やウェルビーイング研究によって明らかになった
人生の幸福度を高める具体的な方法が学べます。
講師:ウェルビーイング心理教育ナビゲーター
随時申込受付中
--------------------------------
ウェルビーイングについて
9回で学べるステップメールを配信しています。
3日に一度お手元に届き、
毎回ミニクイズつきです
そちらもお楽しみ下さい。
→【ウェルビーイングを学ぶ9のポイント】
公式LINEアカウント開設しました。
講座やワークショップなどの
情報をお届けしています。
よろしければフォローをお願いします。
⬇︎
□□■□□■■□□■□□■□□■■□
※タイトルをクリックしていただくとリンク先に接続します!!
身体的・心理的・社会的に良い状態を得るための理論と実践方法を伝え、
自らの幸せを自ら創り出せるよう支援するための講師資格です。
申込受付中
ウェルビーイングベーシックの基礎を学ぶ(随時更新中)
ポジティブ心理学やウェルビーイング研究によって明らかになった
人生の幸福度を高める具体的な方法が学べます。
講師:ウェルビーイング心理教育ナビゲーター
随時申込受付中
2024年3月7日、14日、21日(木曜開催) 9:00-13:00
心理学の理論をベースにした良好な人間関係の秘訣が学べます。
申込受付中
【オンライン】ウェルビーイング・ストレスマインドセット講座
～ストレスマネジメントとレジリエンスを発揮する～
ストレスマネジメントの理論と具体的方法、レジリエンスの高め方、
逆境を成長に変えるポストトラウマティックグロースについて学べます。
申込受付中
2024年4月13日(土) 、14日(日) 全日10:00-17:00
内発的モチベーションをベースに経験プロセスから学び、
発達的成長を促す心理学の理論と具体的な方法が学べます。
申込受付中
ウェルビーイングに関するオンラインメディア
「Wellbeing Channel」
