プロセスラーニングってどんなこと?(前編)【プロセスラーニング】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

人は、
目に見える事象に
意識が奪われやすく、
しかもそれを単純化して
捉えやすいという
特徴を持っています。


例えばメディアで
「ある食材にはダイエット効果がある」
という情報を目にすると、
「紹介されていた食材を
食べればダイエットが成功する」

というような認識を
持ってしまいがちです。





しかし現実には、
体重は1日のうちでも
増減が繰り返されており、
ダイエットするということは、
単に体重を減らすということではなく、
“目標とする体重”
“ある増減の幅の中で維持する”
いうことになります。


また、
ダイエットだけに
目を奪われていると、
身体への影響が
見えなくなってしまい、
偏った食事内容から
健康を害する結果を
招くこともあります。





こうした認識は、
原因と結果の把握の
単純化によって起こるものと
考えられます。


ここで言う原因には、
出来事や言動など
目につきやすいものが
当てはめられます。


そして結果は、
その出来事や言動に
付随して起きた
新たな出来事や言動などの
現象が当てはめられます。


現実には、
この原因と結果の間には、
いくつものプロセスが
介在していたりするものですが、
それを無視していると
失敗を繰り返したり、
見当はずれな取り組みを
することになりかねません。


原因と結果を
単純化していると
賢明な判断と選択を
することができません。


モノゴトは、
原因と結果だけでなく、
それらに関わるプロセスに
目を向けることが重要です。


これは、
全てのことに共通する
原理原則と言えるでしょう。


例えば、
使っていた掃除機が
突然動かなくなった時に
どのような行動とるのかを
想像してみてください。


多くの人は
まず最初に
スイッチを入れたり、
切ったりするのでは
ないでしょうか。


この行動は、
「スイッチを押す」
「掃除機が動く」という
原因と結果を単純化して
認識し実行されている行動です。


それでうまくいかないと、
掃除機を動かすために、
別の方法を考えなければなりません。


実はこの時に

私たちの内側では、
「掃除機を動かす」
という動機のために、
自分で意識せずとも
プロセスラーニングが
起動し始めます。


つづく…

 

 

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