セルフコントロールの3つの要素(1/3)【セルフコントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

ウェルビーイングのおすそわけ

心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

より良い人生を送るためには、
セルフコントロールの術を
身につけることが必要です。


セルフコントロールの術を
身につけることができると、
危機的な状況に陥るのを
回避できるようになります。


セルフコントロールの術を
身につけることができると、
大切なものを失わずにすみます。


セルフコントロールの術を
身につけることができると、
不調からの回復を早め、
本来の自分の姿を
取り戻しやすくなります。


このように
セルフコントロールの術を
身につけることには、
多くのメリットがあります。


それでは、
セルフコントロールの術とは、
どのようにして身につければ
よいのでしょうか?


まずは、
セルフコントロールとは何か?
ということについて
理解することから
始めていきましょう。


脳の機能から考えると、
セルフコントロールには、
3つの要素が含まれています。


一つ目は、
感情のコントロール


二つ目は、
思考のコントロール


三つ目は、
行動のコントロール


セルフコントロールは、
これら三つによって
成り立っていると
考えることができます。


セルフコントロールで
扱うことになる感情と
思考と行動の三つの要素は、
それぞれ相互作用があり、
一つの要素が変化すると
他の要素も変化するという
特徴を持っています。


例えば、
怒りを例に挙げて
考えてみましょう。


通常、
人からバカにされると、
“怒り感情”
沸き上がります。





“怒り感情”が沸き上がると、
「なんて失礼なヤツだ」などと、
あれこれと考えて
“怒り思考”で頭の中が
いっぱいになります。


“怒り思考”で頭の中が
いっぱいになっていると、
言動が荒くなって、
“怒り行動”として
表に現れます。


この“怒り行動”は、
時にモノや関係のない人に
向けられることがあります。





これは、
「やつあたり」
呼ばれています。


こうした現象は、
セルフコントロールを欠いて
暴走している状態と言えます。


こうした状態が続くと
人間関係を損ない、
自分を窮地に立たせ、
更なる不快感情を
招くことになりかねません。


ですから、
セルフコントロールの術を
身につけることが
重要と言えます。


つづく…

 

 

□□■□□■■□□■□□■□□■■□


-セミナー・ワークショップのお知らせ-
※タイトルをクリックしていただくとリンク先に接続します!!

 

ウェルビーイングベーシック1・2(随時更新中)
心理的/身体的/社会的の三つの側面から
「ウィルビーイング(健やかな状態)」を学ぶプログラムです。
申込受付中


Positive parenting
~自律と信頼を生む子育て学~
ポジティブ心理学に基づく子育てについて学ぶ講座です。
オンサイト:2019年1月10日(木)、3月18日(月)10:00-15:00
オフサイト:1月31日(木)、2月21日(木)、3月14日(木)9:00-10:20
申込受付中


Wellbeing relationship
〜健やかな対人関係の構築〜
この講座は、良好な社会的つながりを増やすための
エビデンスに基づいた理論と方法を学ぶ講座です。
2019年1月16日(水)-17日(木)10:00-17:00
申込受付中


Wellbeing stress mindset
〜ストレスマネジメントとレジリエンスの支援法〜

ストレスマネジメントの具体的方法とレジリエンスの高め方、
逆境を成長に変えるポストトラウマティックグロースについて
学ぶプログラムです。
2019年02月02日(土)、02月16日(土)10:00-17:00

申込受付中
 
 
□□■□□■■□□■□□■□□■■□
※震災の復興を心よりお祈りしています>
神栄カウンセリングセンター のHP
 

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ