私たちは、
モノゴトの結果に
注目する特性を
持っています。
そのため、
安易に結果の
良し悪しを判断し、
大切なことを
学べずにいることが
多くあります。
結果には、
そこに至る
プロセスがあります。
そのプロセスに
しっかりと目を
向けることができたなら、
モノゴトの理解が進み、
学びが深まり、
知恵が育まれることでしょう。
このように
プロセスに注目を向け、
それらを十分に吟味し、
何かを学び取り
意義を認めることを
プロセスフォーカス
と言います。
例えば、
何かを行った後に行う
次のような問いは、
プロセスフォーカスを
促進することになるでしょう。
◎目標はどのようなものでしたか?
◎うまくできたことは何ですか?
◎どのようなことを意識しましたか?
◎何をしたことが結果に
影響をもたらしたと思いますか?
◎もっと良くできるという
ポイントがありますか?
ポイントがありますか?
このようなことを
自分自身に対して行えば、
自己学習を促して、
試行錯誤しやすくなります。
また、
子育てや育成などの
他者に対する
支援に活用すれば、
自律的能動的学習の
良き支援となるでしょう。
キャロル・ドゥエック教授の
マインドセットの研究でも
述べられているように、
結果や評価に注目するよりも、
学びと成長に注目する方が
成功した人生を送り、
健やかでいられることが
明らかになっています。
プロセスフォーカスは、
結果に振り回されずに
粘り強く学ぶために
効果を発揮します。
私たちは、
目に見える結果や
わかりやすい評価に
意識を奪われやすい
傾向を持っています。
しかし、
意識してプロセスから学ぶ
プロセスフォーカスを実践して、
賢く人生を生きる術を
身につけたいものです。
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