「言い訳」には、
注意したいものです。
なぜならば、
「言い訳」は
正当なものであれ、
そうでないものであれ、
自分を求めるものから
遠ざけてしまうからです。
にも関わらず、
なぜ私たちは、
「言い訳」を
言ってしまうのでしょうか?
1つ目の理由として、
「言い訳」を
言っていることで
目の前の問題に対処している
という気持ちになれる
ということが
挙げられます。
「言い訳」を
言っている間は、
何か別の行動を
しないですみます。
2つ目の理由は、
苦痛を先延ばしに
できるということが
挙げられます。
往々にして
先延ばしにした
苦痛の代償は、
更に大きくなって
支払うことになります。
しかし、
「言い訳」を
言っていられる間は、
その苦痛から
逃れることができます。
3つ目の理由は、
自尊心が守られる
ということが
挙げられます。
「言い訳」を
言いたくなる時
というのは、
失敗するリスクが
ある時です。
「言い訳」は、
そうしたリスクから
自分を守ることが
できます。
このように
「言い訳」という
対処行動をとるのには、
それなりの理由が
存在しています。
ただし
「言い訳」という
対処行動は、
静かにしかし確実に
自分に害を及ぼします。
例えば、
「言い訳」は、
慣れ現象を伴います。
「言い訳」を
言っていると、
すぐに「言い訳」を
言うクセが
ついてしまいます。
そして自分では、
「言い訳」を
言っているという、
自覚が持てなく
なっていきます。
そして、
自らに対する
信頼を失わせていく
ことになります。
「言い訳」は、
ほんの一時気持ちを
楽にしてくれる対処法と
言えるかもしれません。
しかし、
決して幸せをもたらして
くれるものではないということを
心に留めておきたいものです。
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