自分のあり方を問い直す【セルフコントロール】

私たちは、

人の問題点に

よく気づきます。

しかし、

自分の問題点については、

意外と気づかないことが

多いのではないでしょうか。

例えば、

物事に批判的な人に、

「批判するな」と

注意を促して、

その人を批判している

自分自身に気づかない

ことがあります。

はしゃいでいる子どもに、

「大きな声を出すんじゃない」と

声を張り上げて、

大きな声を出している

自分自身に気づかない

ことがあります。

「何回失敗すれば分かるんだ」と

繰り返し言い続けて、

教えることに失敗している

自分自身に気づかない

ことがあります。

私たちは、

相手の行動は、

一挙手一投足

しっかりと捉える

ことができますが

自分の行動については、

客観的に捉えることが

できません。

ですから、

このような矛盾した行動を

取ってしまうのでしょう。

相手の問題点を

指摘するのは、

相手のためを思っての

ことかもしれません。

あるいは、

正しいと信じての

ことかもしれません。

ただしそれを

伝えるときには、

自分自身のあり方が

問われる時です。

もしも、
他人の問題的に気づき、
指摘したくなった時には、
賢明な対応が求められます。

そのような時に、
安易に相手を
批判するのでなく、

自分が伝えようと
していることと、

自分のあり方が
一致しているのかを、

今一度問い直す
良い機会とできるなら、

どんなにすばらしいことでしょう。

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