直感と思考【セルフコントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

モノゴトを
判断するときには、
思考直感の両方を
働かせることが
肝要です。


なぜならば、
思考直感
補完的に働いて、
モノゴトを立体的に
捉えさせて
くれるからです。


思考のみに
偏らないよう
注意しましょう。




思考のみに
偏った判断は、
心のないものに
なりがちです。


心のない判断は、
理には叶っていても、
他者からの共感が
得られなくなります。


なぜならば、
人の意思決定には、
理屈だけではなく、
好き嫌いといった
感情も大きな影響を
及ぼしているからです。


また、
思考の材料は
自分の知識であり、
それは外部から
閉ざされています。


ですから、
閉ざされた
思考
偏った判断を行うと、
ありのままの現実を
捉えることができなくなり、
自分の都合のように
解釈するようになります。


一方、
直感思考とは異なり、
常に現実に開かれています。


そこには、
現実からの情報と
過去のあらゆる
体験的記憶が反応し、
「好き」「嫌い」
「安心」「不安」
「確信」「疑念」といった
感情を即座に想起させます。


例えば、
"ひらめき"のようなものは、
こうした中から生み出されます。




これは、
動物的本能といっても
良いかもしれません。


しかし、
直感に偏った判断は、
情報に触れる前の
期待値が高かったり、
あるいは否定的な
感情を持っていると、
適正に働かなくなります。


そのような時こそ、
思考を働かせて、
補完することが
必要になります。


モノゴトを
より良く判断するためには、
思考直感の両方を
働かせることが肝要です。


それを繰り返すことで、

思考力直観力 が鍛えられ、
現実に即した判断が
下せるようになるのでしょう。


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