あるものを工夫する【セルフコントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

「ないものねだり」
という言葉があります。


国語辞典では、
「ないものねだり」
次のように説明しています。


「ない物を欲しがること、
実現できないことを
無理に望むこと」


私たちは誰もが、
多かれ少なかれ、

「ないものねだり」
する傾向を
持っているのでは
ないでしょうか。


自分が持っていないものを
他人が持っていると、
それを羨ましいと思うことが
あるかもしれません。


また、
自分に出来ないことを、
他人が出来ているのを見ると
それを妬ましく思うことが
あるかもしれません。


こうした気持ちは、
ごく自然なことと
言えるでしょう。


しかし、
「ないものねだり」は、
フラストレーションの元となり、
心のバランスを崩す
要因となるので
注意が必要です。


もし、
心のバランスをとりながら、
より良いものを
得ようとするならば、
「ないものねだり」
をするよりも、
「あるものを工夫する」
ことを考える方が
知恵が養われため、
有益と言えます。


自分が
持っているものを、
もっと効果的に
有効利用する方法を
考えてみましょう。





自分が
出来ていることに、
更に磨きをかけて
応用する方法を
検討してみましょう。





このようにして、
「あるものを工夫」
していくと、
創造性が養われ、
それまでの自分には
なかったものを
手に入れることが
できたりします。


「ないものねだり」
するのではなく、
「あるものを工夫する」
ことが出来れば、
自分らしく賢く生きることが
出来るでしょう。


※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

神栄カウンセリングセンター のHP