情動の自己認識(後編)【メンタルオーガナイズ】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

情動の自己認識の
2つ目のステップは、
「感情の意味を考える」
ことです。


内側からわき起こった感情は、
何が満たされていないことを
教えてくれているのかを
考えてみましょう。


もしもその感情が、
"怒り"であるのならば、
何が満たされていないことを
教えているのでしょう?


"悲しみ"
であるのなら

何が満たされていないことを
教えているのでしょう?


"憂い"であるのなら

何が満たされていないことを
教えているのでしょう?


"不安"であるのなら

何が満たされていないことを
教えているのでしょう?


"憎しみ"であるのなら

何が満たされていないことを
教えているのでしょう?


"妬み"であるのなら

何が満たされていないことを
教えているのでしょう?


そして
“落ち込み”であるのなら

何が満たされていないことを
教えているのでしょう?





自分は何が
満たされていないのかを
自己認識することができれば、
おのずとこれから
何をすれば良いのかが
見えてきます。


心の内側の感情を
感じることは簡単です。


しかし、
その意味を理解するのは
意外と難しいものです。


情動の自己認識は、
2つのステップで
行われます。


1つ目のステップは、
「自分の感情に気づき」こと、
2つ目のステップは、
「感情の意味を考える」
ことです。


これら
情動の自己認識の
2つのステップを
上手に活用して、
セルフコントロールに
役立てたいものです。


※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

神栄カウンセリングセンター のHP