努力をする時には、
しっかりと軸足を決め、
その上で創意工夫
するのが効果的です。
軸足を決めるとは、
これまでに得た知識や
これまでに磨いた技術や
これまで培った経験に
立脚するということです。
その上で
創意工夫するとは、
これまでとは異なる知識や
これまでとは違う技術や
これまでにない経験を
新たに探求することです。
軸足を決めれば、
安定して動く
ことができます。
安定して動ければ、
持てる力を最大限に
発揮することが
できるようになります。
持てる力を
最大限に発揮できれば、
より多くの成果を
得ることが
できるでしょう。
しばらくすると、
軸足を置いた場所で
得られるものが
少なく無くなる
かもしれません。
そうしたら、
軸足を移し替えて、
再び努力すれば、
これまで得たものに
上乗せして、
新たな価値を
手にすることが
できるでしょう。
東京大学の
中原淳准教授は、
このような取り組みを
→「ピボットターン理論」
と呼んで説明しています。
「ピボットターン」とは、
片方の足を軸にして
移動する技術のことです。
バスケットボールでは、
障害となる相手を交わし、
ゴールを決めるために
用いられます。
またテニスでは、
ショットの後のリカバリーや
相手の打ったショットに反応して、
効率よく動くために用いられる
テクニックの一つです。
人生で行う努力も
軸足が重要です。
軸足が不確かだと、
不安定になり、
動きが悪くなるからです。
まずは、
自分が置かれている
ところで最大限努力して
軸足を確かにすること。
軸足が確かになったら、
自由に創意工夫をこらして
チャレンジしていくこと。
こうした努力から、
「Planned Happenstance」が起こり、
行くべき道が
拓かれていくのでは
ないでしょうか。
※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。
神栄カウンセリングセンター
のHP