自分なりのルール(前編)【外的コントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

私たちは誰でも、
「自分なりのルール」
というものを
持っているものです。


例えば、
いつ何を行うのか、
優先順位をどうつけるのか、
どこでどういう風に
振る舞うのか。


自分では気づいていない
ものも多くありますが、
「自分なりのルール」
を持っています。


このような
「自分なりのルール」は、
自分が正しいと
思っていることや
信念や信条、
価値観などから
生まれてきます。


ですから、
自分らしく生きるためには、
必要なものといえるでしょう。


しかし、
「自分なりのルール」
他の人に適用すると、
人間関係でトラブルが発生し、
様々な問題が引き起こされます。


興味深いのは、
そのような
トラブルが起きた際に、
「自分なりのルール」
相手に適用していることが
問題となっているとは思わず、
「相手が悪いのだ」
思い込んでしまうことです。


こうなると、
相手の行いを
正そうとして、
文句を言ったり、
批判をしたり、
それでも思うようにならないと、
怒りを爆発させて
怒鳴りつけたりと、
次第に行動が
エスカレートしていきます。


そして、
気がついた時には、
相手との関係が
修復できないような
状態になっている、
というようなことも
少なくありません。


そうならないように
注意したいものです。


さて、そのためには、
どうしたらいいのでしょう?


つづく…

※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

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