とてもシンプルな技法です。
その方法とは、
怒りを感じた時に
いったんその場を
離れるというものです。
そうすることによって、
相手を傷つけることなく、
また自分も冷静さを
取り戻すことが
出来るようになります。
これは例えるなら、
バスケットボールの
試合で見られる
「タイムアウト」と
同じようなものです。
バスケットボールの試合では、
相手チームに点数をとられ、
チームが浮き足立って
しまうような場面があります。
そのような時
チームの監督は、
選手を落ち着けるために、
「タイムアウト」をとります。
こうすることによって、
高ぶった感情を鎮め、
気持ちを整え、
自分たちが成すべきことを
再度確認してコートに
戻って行きます。
怒りを感じた時にも
「タイムアウト」を
とるのが有益です。
そうすることによって、
怒りを暴走させ、
後悔せずにすみ、
自分も相手も
守ることができます。
「タイムアウト」を
とる際の留意点は、
大声を出したり
モノにあたるなどの
アグレッシブな行動を
避けることです。
効果的なのは、
散歩をしたり、
お茶飲んだり、
軽くストレッチしたり、
瞑想したり、
自分が好きで
心地よく感じることを
行うことです。
タイムアウトは、
興奮した時にそれ鎮め、
気持ちをリセットするための
休憩時間と考えて下さい。
タイムアウトは、
特別に難しい技術を
必要としません。
ですから、
アンガーマネジメントの
対処法の中でも
最も活用しやすい
スキルと言えるでしょう。
怒りの対処は、
正しく活用することが
肝要です。
アンガーマネジメントに
興味がある方は、
こちらを参考に
してみて下さい。
→日本アンガーマネジメント協会
※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。
神栄カウンセリングセンター のHP