説得型コミュニケーションと納得型コミュニケーション(前編)【コミュニケーション】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

人に何かを
伝えようとする場合、
異なる二つのスタイルが
ありそうです。


一つは、
説得型コミュニケーション
もう一つは、
納得型コミュニケーションです。


まずは、
説得と納得の違いについて
考えてみましょう。


三省堂の
国語辞典によれば、
説得と納得を
次のように説明しています。


【説得】…十分に話して納得させること


【納得】…理解して得心すること


こうして見ると
説得と納得では、
主体が異なることが
わかります。


説得するのは、
伝える側で
納得するのは
伝えられた側です。


注目したいことは、
説得について
「させる」行為と
説明されていることです。


しかし、
納得の説明をみれば、
他者が「させる」ものでも
他者から「させられる」ものではなく、
当人が「する」ものということが
分かります。


こうした意識は、
コミュニケーションの
スタイルとなって
現れてきます。

つづく…

※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

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