パワーハラスメントに気をつけよう(後編)【外的コントロール】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

「自分は正しい相手は間違っている」
と思うことは、誰にでもあることです。


そう思うところまでは、
それほど問題は、
起こらないでしょう。


しかし、
「相手を正さなければ」
という思いの中で
十分な話し合いもなく、
相手の人権に配慮せずに
関わっていくと、
パワーハラスメントが
生まれていきます。


パワーハラスメントが
行われる時には、
それを行っている本人は
気付いていない場合が
多いのかもしれません。


Dr.グラッサーは
外的コントロールが
様々な不幸を巻き起こすと
説明しています。


パワーハラスメントの背後には、
外的コントロールが働いていて、
これによって問題が
増幅していくのだと
考えられます。


メンバーの教育や
指導をする時に、
外的コントロールを用いると
パワーハラスメントになる
可能性があります。


地位や権威のある
立場にいる人は、
特に注意が必要です。


知らず知らずのうちに
パワーハラスメントを
行うことがないように
常に相手の人権を尊重するように
意識したいものです。



※東日本大震災の復興を
心よりお祈りしています。

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