内的コントロールへの発達段階【選択理論心理学】 | ウェルビーイングのおすそわけ

ウェルビーイングのおすそわけ

心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

選択理論を学ぶ人たちは、
外的コントロール から
内的コントロール への
移行に取り組みます。


しかし、
長い間身につけてきた
外的コントロールの
習慣から抜け出すのは、
容易なことではありません。


ウイリアム・グラッサー協会の
シニアインストラクターの
トム・パリッシュは、
選択理論を身に付けるための
発達
段階は二段階ある
と説明しています。


私たちは、
選択理論を学ぶ前には、
自分が正しいと思うことを
相手に実行させたくて、
外的コントロールの対応を
することが多くあります。


この時には、
外的コントロールの
考えを基盤にして
外的コントロールの言葉を
使っています。


カウンセラーからのおすそわけ



選択理論を学ぶと、
まず最初の段階として、
言葉の変化が起こります。


しかし、
外的コントロールの考え方は
想像以上に根深く、
表面上選択理論的な言葉を
用いていたとしても、
相手をコントールしようとする
考え方が根底に残っています。


カウンセラーからのおすそわけ


やがて、
学びが深まってくると、
考え方の変化
起こってきます。


この段階になると、
選択理論の考え方の元に、
選択理論的な言葉を
用いるようになります。


カウンセラーからのおすそわけ


言葉と考えが一致してくると、
それまで感じていた
負荷が少なくなり、

選択理論が実生活に
浸透してきます


自分が今どの段階に
いるのかが自覚出来ると、
次の段階に進みやすくなります。



内的コントロールを
身に付けるのは、
一朝一夕にはなりません。


成長には、
適切な時間と
プロセスが必要です。
 

あせらずに、
しかしたゆまず
実践していきたいものです。



※東日本大震災復興を
 心よりお祈りしています。


ペタしてね

神栄カウンセリングセンター のHP