どうなりたいかを見極める【リアリティセラピー】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

私たちは、
症状や苦情があると、
ついそれらに目を奪われて
しまいがちになります。


しかし、
リアリティセラピーでは、
症状や苦情よりもむしろ
その人が「どうなりたいのか」
に焦点を合わせます。


リアリティセラピーの
ベースとなっている選択理論では、
症状や苦情というものは、
現状で基本的欲求が
上手く満たせないために
現れているものだと捉えます。


そのため、
本人がいかに基本的欲求を
満たせるのかを念頭において
支援を行います。


リアリティセラピーでは、
症状や苦情の背後にある
願望に注目します。


本人が何を求めていて、
どうなりたいかを
鮮明することが
重要なのだと考えます。


求めるものが明確になれば、
何をすればよいのかが
見い出しやすくなります。


何をすればよいのかが
見い出せれば、
行動しやすくなります。


そして、
実際に行動すれば、
変化を得ることが出来ます。


現状を知るために
症状や苦情に耳を傾けつつ、
その人が「どうなりたいのか」に
焦点を合わせて支援していきます。


※東日本大震災からの一日も早い
 復旧と復興を心よりお祈りしています。

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