選択理論基礎用語-その24〈外的コントロールと内的コントロール-前編〉【選択理論心理学】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

グラッサー博士は、
世の中には二つの異なる立ち位置の
心理学があると説明しています。


一方を【外的コントロール心理学】呼び、
もう一方を【内的コントロール心理学】と呼びます。


【外的コントロール心理学】と
【内的コントロール心理学】では、
それぞれ信条が異なります。


一方の【外的コントロール心理学】の信条は、
次のようなものです。


◆私は、簡単な刺激で反応する

◆私は、他人をコントロールできる
 同様に他人も私をコントロールできる

◆私は、相手にとって何が正しいのかを知っている、
 私には相手の誤りを正す道義的責任がある


このような【外的コントロール心理学】の
信条に基づいた行動には
多種多様なものがあります。


その例として、
グラッサー博士が挙げているのが、
次の7つの行動です。


・文句を言う
・脅す
・責める
・罰する
・批判する
・相手をコントロールしようと褒美でつる
・ガミガミ言う


これらは、
【致命的な7つの習慣】と
呼ばれています。


グラッサー博士は、
【外的コントロール心理学】は
人間関係に害を与え、
孤立させ、不幸を生み出し、
暴力、虐待、争い、非行、犯罪、
薬物依存、暴力、精神障害などの
原因となると警告しています。

…つづく


※東日本大震災からの一日も早い
 復旧と復興を心よりお祈りしています。

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