不測の事態に遭遇した時、
私たちは大きく動揺し、
混乱します。
そうした中で
いかに必要な情報を
キャッチし、
選択し、
判断を下すのかは、
重要な課題となります。
混乱期には、
異なる情報、
不正確な情報が
混在となって飛び交います。
特に専門知識がないと
そうした情報に翻弄され、
必要な情報を選択することが
難しくなります。
こうした中で
情報を精査し、
活用するためには
次のようなことを
覚えておくと良いでしょう。
◎現在起きていることは何か
・主観の入る余地のない客観的情報を知ること
・得られる情報は、常に現実の断片だと心得ておくこと
・インターネットで情報を集める時には、
そこに掲載されている情報元を把握し、
情報元を確認すること
◎意味情報について
・専門家やジャーナリストなどの解説は、
話し手の主観が反映されていると心得て、
盲目的に信じるのでなく参考として捉えること
・複数の視点からの解説を参考にし、
特にいずれにも共通している情報に注目すること
◎プロセスを見ること
・時間の経過と共に起こる変化に注目すること
・意味情報と照らし合わせて検討すること
◎創造力を働かせること
・最終的には、自分の感覚を頼りにして
自らが正しいと思うことを選択すること
私たちは、
現実をありのままに
知ることは出来ません。
情報は、
現実を知るためのものですが、
それは現実そのものではなく、
現実の一部が切り取られ、
まだ脚色されていることがあります。
このことを留意して
慎重に情報を
選択したいものです。
※今回の地震被害からの
一日も早い復興をお祈りしています。