質問の目的【リアリティセラピー】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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心と身体と社会的な“しあわせ”に関する情報メディア
(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

リアリティセラピーでは、
多くの質問をします。


たとえば、
現状を確認します。


何を求めているのかを
尋ねます。


現在どのような行動を
しているのかを問いかけます。


今していることで
願っているものが得られているのか
振り返りを促します。


こうした質問をするのには、
幾つかの目的があります。


◎相手との関係を築くため

  相手が困っていることだけでなく、
  求めているものか何かを理解するように努めます。

  このような関わりによって
  リレーションは強化され、
  クライエントの※上質世界に
  入れてもらえます。


◎情報収集のため

  情報収集することは
  現状を把握するためだけでなく、
  相手のことを知り、
  自己評価を促すために
  重要な役割を果たします。


◎情報を提供するため

  質問をすることによって
  新しい情報、見方、価値観に
  触れてもらうことが出来ます。


◎より効果的な欲求充足を援助するため

  質問に対する答えは内側から生まれる。
  質問について考え、
  願っていることと
  自分の行動との関係を
  吟味する過程で
  欲求充足の方法を学ぶことになります。


リアリティセラピーでは、
多種多様の質問をすることで
効果的に自分自身を
振り返ることが出来るように援助します。

選択理論心理学の用語集 をご参照下さい。




参考文献
リアリティ・セラピーの理論と実践/ロバート・ウォボルディング
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