脳はコントロールシステム(後編)【リアリティセラピー】 | ウェルビーイングのおすそわけ

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(旧タイトル「カウンセラーからのおすそわけ」)

次の質問について考えてみて下さい。


Q.「お腹が空いても食事を
  とらないことがあるとしたら、
  それはどんな時ですか?」


Q.「嫌われても自分のファッションを
  貫くことがあるとしたら、
  それはどんな時ですか?」


Q.「負けても良いと練習しないとしたら、
  どのような理由があると思いますか?」


Q.「困ることになるにも関わらず、
  スケジュールを立てないでいる理由には、
  どのようなものがあると思いますか?」


Q.「失敗の恐れがあるにも関わらず
  情報を集めない訳は何だと思いますか?」


選択理論心理学では、
行動の目的は※基本的欲求を
満たすことだと説明しています。


質問の答をよくよく吟味してみると、
行動は効果的なものであれ
非効果的なものであれ、
基本的欲求を満たすための
最善の取り組みなのだということが
理解することができるのではないでしょうか。


一般的に正しいと思える行動も、
その人の目的に合わなければ
実行されることはないということを
心に留めておくことが肝要です。


脳はコントロールシステムです。 


私たちの行動には
必ず目的があります。


行動はその目的を
得るための手段なのです。


時々次のように
自分に問いかけてみましょう。


「今している行動は、最終的に何を得るためのものなのだろうか?」

選択理論心理学の用語集 をご参照下さい。

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