1901 :あたらしい年に まもなく700万アクセス | ShinさんのPA工作室 (Shin's PA workshop)

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2019年

 

ことし6月でこのブログ開設から10年を迎えます。

また開設以来の累計カウントがまもなく700万アクセスに達します。

ここまで育ててくださったすべての読者の皆様に深く感謝申し上げます。

 

 

「周回遅れ技術は最先端を凌駕するパワーを持つ」

というのが昨年の抱負でした。

おかげさまで昨年の抱負 https://ameblo.jp/shin-aiai/entry-12338473073.html

はすべて達成して新年を迎えることができました、皆様ありがとうございました。

 

昨年古希を迎えましたが耳は年齢から大きく外れたコンデションで維持できています。

ことしも継続して「発展途上」のデバイスであるマイクロホンにアイテムを絞って研究、「新雪」を踏むことを旨として歩き続けます。

変わらぬご支援を賜るようよろしくお願いいたします。

 

 

双葉 リボンマイク

2015年より始めたリボンマイクはその後リボン張替えを繰り返す中おかげ様で遂にRCA-77D(DX)のリボン張替、音響的調整の習得を国内ではめずらしくお役にたてるところまで成長できました。

これまで支えてくださった皆様のおかげです、心より感謝申し上げます。

 

◎ことしはさらに技を磨いていきたい。

また丈夫なリボンマイクの開発・立案を引き続き進めていきたい。

 

 

双葉  コンデンサマイク

WM-61完売以降、無指向性ECMによるマイクの「手作り熱」が若干さめているように感じます。

「代替品」では要求に追いつかないからでしょう、そんな中プリモEM-158は飛びぬけた優秀さを持ちますが、3端子改造の難易度が高い点が残念です。

また秋に秋月電子で扱い始めた「フォーリーフ社」各品種は予想外にクラフトファンをがっかりさせたことでしょう、選択品種の大誤算です。

妙なスペック・失敗作としか思えないカプセルだけを良くも9機種集めたものだとあきれています、せっかくのチャンスになぜUEB-5361およびUEB-5261を選ばなかったのか不思議でなりません。

 

そうこうしているうちに大陸製のダイアフラム、ECMは彼らの耳の良さも手伝って完全に国際レベルとなっていることを忘れてはなりません、ヨーロッパ至上主義も国産至上主義も今では遠い昔話、残念ではありますがこれが実態ですので思い違いをしているならば「今」を知ってください。

 

コンデンサマイク全体としては高級ECMの定着で高級DCバイアス型の一角を足元から揺るがしている実態があります。

 

今年は新しいコンデンサマイク形式を模索していきます。

 

 

双葉 クリスタルマイク

一昨年偶然見つけた入手先(Made in japan)からの調達によるクリスタルマイク・エレメントはハムの世界でおおいに歓迎され、またティアドロップ(砲弾)型マイクが「音創り研究会」により販売されました。

ほんの一瞬で完売し今更ながら「クリスタルマイク」というジャンルが健在であることを感ずるとともにやり方しだいではマイク選択の新しいトレンドになるかもしれません。

音創り研究会販売のDXM-02Sクリスタルマイク

 

 

ことしは音創り研究会のファンタム式クリスタルマイクDXM-01Pの通販が予定されております。(時期詳細は追ってご案内しますがいきなり決定する場合もあります)

 

◎今年の課題はすでに発表した「単一指向性型」の完成度を上げること、これは類例がないと思われます。

 

 

双葉 マイクロホンは未だ発展途上の音響デバイスです。

先人のやり残した仕事がそこかしこに散らばっている、発想さえ変えればさらに開ける未来がある。

そんな可能性探しの旅はことしも続きます。

 

2019年1月1日   Shin

 

 

 

(お知らせ)
fetⅡ、fetⅡi、fet3、
fetⅡ‐bright など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (いまや貴重品、秋月のパナソニック WM-61Aとオリジナル・パーツで製作) 

 

モノ作り日本もっと元気出せ 

 

【おことわり】

★ここで公開している回路・写真・説明文などは音響家の方、アマチュアの方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。

★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。

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