1817 :Coming soon 高品質のクリスタルマイクが時空を超えて登場(Ⅱ) | ShinさんのPA工作室 (Shin's PA workshop)

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「1955年(昭和三十年)からやってきたクリスタルマイクに世界が震えた!」 タイムトラベラーのしわざか、時空のゆがみか・・・・ と書かれても不思議じゃない。

 

2018年8月24・25日に予定される「ハムフェア」、所属のアマチュア無線団体である「音創り研究会」の今年の目玉商品は「クリスタルマイクキット」3種類です。

 

 

換装キットは音を試聴できます。

 

ロッシェル塩のクリスタルマイクエレメントの入手先については世界中探し回ってもある特殊ルート以外まず存在しない為貴重な機会でもあります。

(事前人気がきわめて高く売り切れの場合は御勘弁ください、再販売予定はありません。)

 

 

1.ティアドロップ型クリスタルマイク(無指向性)

時を超えたクラシックデザインで21世紀によみがえったクリスタルマイク、ただいま量産中。

シックなシルバーには黒を、ブラックには情熱の赤を加えた

 (このマイクは8Pコネクタ仕様、無線機からの供給DC+8~12Vで動作する通信専用です)

 

 

 

販売予定のアマチュア無線用クリスタルマイクロホン。(写真の卓上スタンドが付属します)

 

デザインは「砲弾型」(ティアドロップ)と呼ばれる1950年代の普遍的デザインを完全再現したオリジナルです。

 

2.ファンタム式クリスタルマイク

ボーカルマイク形状の要望も強く今回「ファンタム式」で登場します。 

(このマイクはXLR-OUT、一般のコンデンサ型同様ファンタム電源で動作します)

 

回路的には実績の豊富な「ファンタム式パナ改マイク」の主要部分と同一になっており小型ミキサーでリグに接続します。(無指向性・ファンタム式クリスタルマイク)

形状から「ブルースハープ」用としてもCoolな隠れた名器になるかも・・・

 

 

3.Silver Eagle換装エレメントキット。

長年の愛機 だったASTATIC Silver Eagleは劣化して棚の奥や押し入れにしまったままではありませんか、このエレメント換装が出来ないか、と実験を重ね、同等以上の素晴らしい結果が得られました。

「音創り研究会厳選」Silver Eagle用クリスタルマイク・エレメント換装キットの限定販売を行います。

 

🎵 この音を聴いてください

Silver Eagle(D-104)最終ロットとの比較音声です。

音源は音創り研究会メンバーであるH氏 (JA1BBP)のサイトにリンクしています。

http://akkeshi.cocolog-nifty.com/blog/files/SE_B4_AFT.mp3

 

おわかりになりましたか?ぜひこの機会に復活させて「ジャパーン」とやりましょう。

 

 

 

若葉 クリスタルマイクは「遠い過去のマイク」と思われ、専門書でもセラミックマイク(圧電ブザー同等)と一緒くたにされてしまって存在そのものを知らない層がほとんどとなって久しい状況です。

 

(米)アスタティック社、(独)ホーナー社の製品が有名です(でした)。国内AIWAは半世紀前に終了しています。

ASTATICは2001年をもって「Silver Eagle」(下写真)の最終生産を終え、HOHNERはASTATICから供給を受けたJT-30をもとにその後継機「1490」の販売を継続していますが品薄になりつつあります。

最終ロットのASTATIC Silver Eagle (2001年製)です。

 

主な利用アマチュア無線のDX(遠距離)交信用、そして音楽用途ではブルースハープ(ハーモニカ)用として根強いファンを持ちます。

周波数特性のナローさ、ディストーションの力強さがそれを支えてきたのかもしれません。

 

ここまでは良くも悪くも「クリスタルマイク独特の音」ありきでしたが今年の「音創り研究会」の企画は「音の良いクリスタルマイク」です。

おそらく現存するクリスタルマイクの中ではもっともワイドレンジなクリスタルマイクになるはずです。

 

クリスタルマイクは「金切り音的」で音の悪いマイクの代表という誤った常識が昔から一般的であり適正な技術アプローチが開発されないまま安易にダイナミックマイクやECMのパフォーマンスの良さに消滅をよぎなくされた残念な歴史があります。

 

あらためてそれを克服した音には経験豊富な方ほど「エッ」と驚かれるはずです。

    一方、慣れ親しんだ「昔ながらのクリスタルの音」もたいへん重要です。機械的・電気的なわずかな条件違いによりこの音は激変させることができますので、ここを変えていただけけるようにしました。

 

この切り替えで、「DX用設定では」パイルアップ(複数局の呼び出し電波の重なる中、音声明瞭度の高さで抜く)に強い見方になるでしょう。

 

目標はASTATICとHOHNERを超えることです。


 

 

ハムフェア2018(8月25・26日)をお楽しみに。

de.JA1SLX(shin)

 

 

 

 

(お知らせ)
fetⅡ、fetⅡi、fet3、
fetⅡ‐bright など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (いまや貴重品、秋月のパナソニック WM-61Aとオリジナル・パーツで製作) 

 

 

 

モノ作り日本もっと元気出せ 

 

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