「ShinさんのPA工作室」は7年前、当初音響ジャンルのクラフト情報を発するなかでどうやらマイクロホン自作・改造に関する内容にシフトしてずっとまいりました。
自作とはいえ「完成度」を意識していくとマイクロホンや音響以外の要素を充実させる必要のあることがわかりました。
◎(クラフトマイクに必要な音響以外の要素)
(関連技術)
・回路図書きツール ・金属加工ツール ・焼付塗装、 ・黒染など「化学処理」、表面処理 ・構造メカ考察、 ・実装技術 ・EMC(ノイズ制御)技術 ・半田付け
・機器・電力・アース間問題 ・異種金属間物性問題 とさらに挙げればきりが有りません。
これは「ShinさんのPA工作室」ブログで私にだけ見える「管理ページ」の画面の一部ですが先週1週間分、検索エンジンからこのブログへの流入検索ワードを1位~19位までお見せします。(ワード検索による流入分のみです)
◇人気の高い関連他ジャンル記事 ◇
素人でもできる焼付け塗装
1411 :誰でもできる「電子レンジ・オーブン焼付け塗装法」の完成
http://ameblo.jp/shin-aiai/entry-11806896051.html
案の定 この記事は
「焼付け塗装法」の簡便版としてDIY系の参照サイトになっているようでダントツの流入ワードになっています。
これは4年越しの試行錯誤の開発でたどり着いた究極の素人手法ですが完成度は高いのでいろんな場面で利用できるShin開発の表面処理工法です。
回路図製図ツール(パワーポイント)PPT
1043 :パワーポイント(Microsoft PowerPoint)を使った製図法
http://ameblo.jp/shin-aiai/entry-10678071895.html
この記事から6年たちWindowsやOfficeの状況はかなり変わりましたが基本は同じ。ノウハウを求めてのワード検索でか、ロングランの高閲覧記事です。
(回路図製図例)
実際、ひじょうに便利なツールですので記事中の回路図はすべてこれです。
回路シンボルを作り込んで「パーツ化」しておけばあとは使い回し。
また、一度上の例のような製図をおこなっておけば、あとはコピペで今度は保存パーツすら使うこと無く便利このうえなしです。
なによりも、読みづらいシミュレーションツールのものとは異なり、従来型の回路図が完成しますので安心感があります。
ダイソーのピンセット
1320 :あろう事か・・・名品ピンセットが「ダイソー」にあった。
http://ameblo.jp/shin-aiai/entry-11545070862.html
やはり工具店の1,000円クラスの価値はあります、5~600円の国産品は見劣りもしますし断然100円のダイソーの勝ち、実際に手にして使ってみるとわかります。
(以前江戸かんざし職人スジから入手した6~7千円のピンセットを上回る使い良さです)
半田ごて
1029 :「高級半田ごて」など使うな
http://ameblo.jp/shin-aiai/entry-10579946206.html
なぜかこの記事が高閲覧数なのか自分でもまったくわかりません。
ちなみにいま使っているのは「goot」のKS-30R(ニクロム線型)を中心にハッコーの15W(セラミック)と特別工作用に60W(ニクロム線型)・・・いずれも750円~1500円で十分な結果を得ています。
しかしよく流入ワードで見かけ、気になるのは「ダイソーの400円ハンダごて」です。
あの品質質ではかえって高いモノにつきますので現場でハンダごて忘れた、とか以外の使いみちはないでしょう。
ミニルーター ルーター(リューター)
1028 :これはイイ!金属加工ツール「ミニルーター」
http://ameblo.jp/shin-aiai/entry-10573757059.html
この記事のような決して強力でないペン型のミニルーター(リューター)と「PROXXON」のような高トルクのルーターがある。
大きさもかなり違うため自分はこの2本を使い分けていますがおおむね弱い方の出番が多いのは不思議です。
いずれも充電ドリルやボール盤ではきびしい精密作業に向き、強く押し当てると回転が止まるようなミニルーターでなければできない作業もあるし、突撃でぶちぬくPROXXONが頼もしい場合もある。
チャックには「コレットチャク」と「3爪チャック」とがありますが、3爪チャックが圧倒的に使えます。
2mm未満の穴あけなど、圧倒的にルーターの世界です、穴あけにはドリルビットとは限らないところもまたイイです。
基本がダイヤモンドチップですからステンレスやガラスなど硬い材料も難なくこなします。
1本を備えるならペンツールのようなミニルーターをお薦めします。
★ACアダプターを使うもの、電池式、AC100V式の3種類あるが、やはりAC100V式の使い良さの右に出るものはない、という使用実感。
まだまだありますが自作マイク工作を進めていくといろいろな周辺要素が飛び込んで加わります。
それらを1つずつクリアーしていくとかなり広くノウハウとして蓄積されます。
どこで役に立っているのかよくわからない記事も結構だれかに使われている。そんな事実が検索エンジン経由で「管理ページ」に日々現れています。
以上
(お知らせ)
fetⅡ、fetⅡi、fet3など、ご注文により人気機種の製作を承っておりますのでお問い合わせください (オリジナル・パーツで製作)
(Shinの「ファンタム式パナ改マイク」は従来通りPanasonic WM-61A使用です)
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ShinさんのPA工作室 管理人
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