1125 :ファンタム式パナ改マイクTechnical レポートVol.1 | ShinさんのPA工作室 (Shin's PA workshop)

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2024年1月追記

 

グッド! ファンタム式パナ改マイクTechnical レポートNo.1

 

ファンタム式パナ改マイクにご興味ある方へ技術情報をお届けします。

 

 

当初卓接続のみ想定して開発したのが「ファンタム式パナ改マイクロホン」です。


マイクカプセルから電源側を見た場合、ただでさえ「電源インピーダンス・内部抵抗の高いファンタム電源・・・」

 

さらに機器側電源は「スイッチングレギュレータ」使用などアナログ電源としては必ずしも適切でない場合が少なからず存在します。

 

Shinの一連の回路を見ていただくとおわかりになる通りデカップリング・コンデンサ(パスコン)などを入れる箇所が全くないのがわかります。

 

そこで発想を変えPSRR、CMRRの稼げる回路を考案しましたので次に示します


■スイッチング電源からの高周波リップルの影響を受けにくい。

■ECM電源電圧は1.5~1.6Vになる、このため出力レベルも10数dB低下する、かえってレベル的にはこの方が使いやすいかも。

■抵抗が4本減るので、さらに小型化が可能となります。

 


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     (今回の回路)              (従来からの回路)

 

※副作用の心配な場合は標準回路で望むべきですが読者の皆様からの「副作用情報」をお待ちしております。

 

 

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【おことわり】

★ここで公開している回路・写真・説明文などは音響家の方、アマチュアの方でハンドメイドまたは試験評価なさる場合の参考として考えております。
 

 

★製作物・加工物の性能・機能・安全性などはあくまでも製作される方の責任に帰し、当方(Shin)ではその一切を負いかねます。

 

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★情報はどんどん発信していきます。ご覧いただき、アレンジも良し、パクリも結構です、Shinさん独特のこだわりと非常識を以て音響の世界を刺激してまいります。

                             管理人(Shin)                             
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