興味をそそられる動画を開き続けた代償 | 淡路島のカメラマン・清水翔平

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淡路島を拠点に活動するカメラマン・清水翔平のありのままの日常を綴ったブログです。

今日は

「興味をそそられる動画を開き続けた代償」

というテーマでお届けします。 

 

 

先日の朝、瞑想中に気づいたことをシェアします。

 

 

その日の朝の瞑想中は、

というかだいたいいつもそうなのですが、

 

今この瞬間にいつづけようと思っても

ついつい余計な思考がたくさん頭に浮かんできます。

 

 

過去の思い出や、

なぜこのタイミングで浮かんでくるのかよくわからない記憶、

今日の予定や、

やろうと思っていたのにできていないこと

 

などなど

多種多様な思考のオンパレードです。

 

 

その中で、

あるタイプの思考が存在することに気づきました。

 

 

それは、

自分が過去に興味本位で見た

YouTubeの動画に関連した記憶です。

 

 

「瞑想中に起きていることは、

日常でも起きている。」 

 

これは僕の仮説ですが、

 

この仮説に基づけば、

瞑想中に浮かんでくる思考というのは、

瞑想を止めた後の日常の中でも、

 

その思考が浮かんでいることに

直接的には気付けないとしても、

 

おそらくその分の思考に

脳のメモリーの何%かを

常に消費し続けている状態である

 

ということが推測できます。

 

 

例えば

友達とゆったり過ごしていたり、

あるいはパートナーと2人きりで

幸せな時間を過ごしていたとしても、

 

「今この瞬間」だけに存在している

その楽しさや幸せは、

 

思考に脳の容量を割かれている分だけ

目減りしている感じがするのです。

 

 

あるいは、仕事をしていても、

どうでもいい余計な思考に引っ張られて

集中した状態に入りにくくなっていると思うのです。

 

 

 

「乗っ取られたように思考してしまう」

という状態が

 

エゴ的だなと感じたのです。

 

 

乗っ取られたように、お菓子を食べてしまう。

乗っ取られたように、だらだらと過ごしてしまう。

 

乗っ取られたように、性的なコンテンツを開いてしまう。

乗っ取られたように、街中で見た綺麗な女性を目で追ってしまう。

 

あるいは、

乗っ取られたように、求められていないアドバイスをしてしまう。

乗っ取られたように、湧いてきたマイナス感情を相手にぶつけたり、

文章に書いて投稿してしまう。

 

 

これらは全て僕がやってきたことですが、

 

 

「乗っ取られたように」

何かをしたくなってしまう状態

 

が、エゴにつかまれている時の

一つの特徴だと思います。

 

 

そして、僕はまた一つ、

自分が乗っ取られたように

ついしてしまっている行動に思い当たりました。

 

それは、

YouTubeに上がってくる

本質的ではないけど

なぜか興味を惹かれるような

 

ゴシップ的な動画や、

知的好奇心を満たしてくれる雑学的な動画を

 

つい開いて見てしまう

 

 

というものです。

 

 

数分くらいなら、

と思って見始めると、

 

気づくと何本も動画をハシゴしてしまい、

1時間近くも動画を見ている

 

ということもあるし、

 

あるいは、ゴシップ的な動画を見て

一時の知的好奇心は満たされるけど、

なんだかすっきりしない気持ちになった

 

ということもあります。

 

 

「お菓子を際限なく食べ続けた結果、

最後にはお腹が気持ち悪くなった」

 

というのにとても似ているなと思います。

 

 

 

僕は、

 

「知的好奇心を手軽に満たしたい」

というエゴに

自らを明け渡している瞬間があったのです。

 

それを続ければ続けるほど

抜け出せなくなっていく。

 

 

アプリを開いた時に

興味をそそられる漫画の広告、

とりわけ性的なニュアンスの強い広告が表示されると

つい見てしまう

 

ということもありました。

 

 

 

これがエゴに餌を与える行為である

ということに気がついた僕は、

 

 

・YouTubeに上がってきた動画に興味をそそられたら、その瞬間にそのチャンネルを非表示にする

・興味をそそられてしまう広告が表示された瞬間、可能な限りその広告を非表示にする

・広告が表示されるアプリを開く頻度を減らす(これはアプリ通知オフというやり方で現在取り組んでいます)

 

 

ということに取り組むことにしました。

 

 

最初はやはり内なる葛藤が生まれてきます。

 

それまで与えていた餌を

急に断絶するわけですから、

 

「禁断症状」が出てくるのです。

 

 

でも、もはやこのエゴの手放しは、

お決まりのパターンであることを知っています。

 

つまり、

 

ただ、気づいたらその瞬間に

動画を開くのを辞める。

 

どんなにエゴが「見たい!」と叫んでも

決して振り返らない。

 

目の前のことに集中する。

 

 

それだけのことです。

たったこれだけで、見違えるように思考がクリアになり、心が整っていくのを、

僕は今年に入ってから何度も体験してきました。

 

 

どんなふうに変化していくかは、

またメルマガで報告していけたらと思います。

 

 

素敵な1日をお過ごしください。

 

Model: めぐ

Location: 神戸空港