パートナーに境界線を越えさせるパターンに気づいて | 淡路島のカメラマン・清水翔平

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淡路島を拠点に活動するカメラマン・清水翔平のありのままの日常を綴ったブログです。

今日は

「パートナーに境界線を越えさせるパターンに気づいて」

というテーマでお届けします。

 

 

今日までで5泊6日の福岡・東京出張を終えて

淡路島に戻ってきました。 

 

 

この出張期間中、

僕には仕事以外にもう一つの目的がありました。

 

それは、前の奥さんとの

子供たちに会うということです。

 

 

今回はほんの数時間しか会えなかったのですが、

 

子供たちから、

「パパとねんねしたい」

というリクエストをもらったので

 

そうでなくても

久しぶりに子供たちと

泊まりがけで一緒に過ごしたいなぁと

思っていたこともあり

 

来月か再来月には

子供たちと泊まりで

会いに来ようと思いました。

 

 

僕はパートナーのめぐに対しては、

子供達と会う予定などについては

事前に話しておきたいと思うので

 

この件についても

どこかのタイミングで

伝えようと思っていました。

 

 

そして昨日の夜、

二人で電車移動するタイミングがあったので

そのときに伝えてみました。

  

 

以前から感じていたのですが、

 

僕はパートナーのめぐに

「子供たちに会いに行く」

と伝えることに、

恐れの感情を感じます。

 

 

めぐは僕が子供たちと会うことに対して

まだマイナス感情が出てしまうことを

知っていたからです。

 

 

そして、僕はめぐに対して

そのことを伝える時、

 

 

「今度子供たちと泊まりで会いに行こうと思うんだけど、

平気ですか?」

 

 

と無意識で聞いていたのです。

 

 

言ってみて僕はハッとしました。

 

 

「なんでパートナーから許可をもらおうとしているんだろう?」

 

 

本来、僕が子供たちとどう過ごそうが、

どういう予定を組もうが、

 

それについては

僕の側の責任領域であるべきです。

 

 

だから、本来なら単に

 

「今度子供達と泊まりに行こうと思うから、

予定が決まったら伝えるね」

 

とか

 

「日程について相談させてね」

 

ということを、

 

お伺いを立てるのではなく、

決定事項として伝えるだけで

十分なはずです。

 

 

けれど僕は無意識に

パートナーのマイナス感情に対して

責任を取りに行っていたのです。

 

 

僕は以前のパートナーシップにおいて

境界線を越えられてしまう

というパターンがありました。

 

 

「越えられていた」

というのは、

「越えさせていた」

という捉え方もできます。

 

 

僕の中には、

境界線の内側に相手を引き入れるパターンが残っていて、

その同じ行動パターンを、相手を変えて繰り返していました。

 

 

そのことに気づいて、

僕はすかさず、

 

「今度子供達と泊まりに行くね。」

 

と言い直しました。

 

 

僕が子供たちとどう過ごすかは、僕の責任で決めること。

 

それに対して、

それをどう捉えて

どんな感情を感じるかは、

相手が相手の責任で決めること。

 

 

それが本来のあるべき

パートナーシップのあり方だと思います。

 

 

僕はめぐのなかに生まれた

マイナス感情を感じ取って

恐れの感情を感じました。

 

けれどそれについては

めぐに話すのではなく、自分の中で処理する。

 

 

めぐのすごいなと思う部分は、

めぐの中に生まれたマイナス感情は

彼女自身で処理するというあり方です。

 

 

 

「パートナーのことを思いやってはいけない」

という意味ではありません。

 

 

けれど、相手をケアするのは、

 

 

「自分の境界線の内側に対して、100%自分で責任を取った後で」

 

 

というのが大事だと思います。

 

 

 

僕の場合、

自分のマイナス感情の責任を

自分で取るということについては

比較的できるようになってきました。

 

けど、

相手のマイナス感情の責任を

相手に取らせるということに対しては、

 

まだ恐れを感じてしまうのです。

 

 

 

僕は今回、自分の発言が

ずれていることに気づいて

 

「子供たちと泊まりに行くね」

 

と言い直してみました。

 

 

そして、

それを伝えた時のめぐの反応に対して

恐れの感情を感じていました。

 

めぐは、彼女の中で

マイナス感情を感じているようでした。

 

 

いつもなら、自分の恐れから

相手のマイナス感情をケアしようとするのが

僕のパターンでしたが、

 

 

このときはあえて

これ以上、子供たちとのことを

話さずに過ごしました。

 

 

自分の中で気持ちが落ち着いたなと感じた後で

僕はめぐに対して

 

「めぐのことが一番大事だからね」

 

と伝えました。

 

 

僕はこれを伝えるときのエネルギーが大事だと思うのです。

 

 

恐れが消えてから言うのと、

恐れの感情から言うのとでは

 

結果は全く違うものになると思います。

 

 

めぐは

とても安心した表情を浮かべていました。

 

 

僕にとっては、

今までとは少し違うパターンを

経験できた瞬間だったので、

ブログに書いてみました。

 

 

素敵な夜をお過ごしください。

 

 

羽田空港にて。

iPhone SE2で撮影。

 

 

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