スマホアプリの通知に心を支配させていた | 淡路島のカメラマン・清水翔平

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淡路島を拠点に活動するカメラマン・清水翔平のありのままの日常を綴ったブログです。

今日は

「スマホアプリの通知に心を支配させていた」

というテーマでお届けします。

 

 

スマホには、通知機能がありますよね。

 

SNSを使っていれば、

 

自分が投稿したことに対して

友達やフォロワーからの

「いいね」や「コメント」といったリアクションがあると、

 

特に通知をオフの設定にしない限り

その度に通知が来ると思います。

 

 

何かお知らせが来るたびに、

 

スマホの画面がついて、

音やバイブで知らせてくれて、

 

さらにはアプリのアイコンの右肩のところに、

「未読の通知の数」が赤い丸の中に目立つように書かれているのが目に飛び込んできます。

 

 

パートナーのめぐと一緒に暮らし始めて感じた自分との違いの一つに、

 

「スマホの通知や未読数を気にしない」

 

ということがあります。

 

 

彼女は未読の数字が例え10件20件となっていても、

それを気にせず放置できるし、

 

そもそも通知があまり来ないように

通知の設定自体が吟味されています。

 

 

彼女は、自分が決めたタイミングで、

自分から見に行かない限り、

SNSの情報に触れることがありません。

 

 

それゆえ、連絡をしても、

すぐには既読にならないことの方が多かったりします。

 

 

ーー

 

 

僕は、通知が気になってしまうところがあります。

 

Facebookにしろ、ブログにしろ、

通知が来たことが目に入ると

ほとんど自動的に見てしまっていたし、

 

未読のお知らせが1件でもついている状態だと

放置しておけなかったのです。

 

 

実はそのことで

パートナーのめぐから

改善要望をもらっていたこともありました。

 

「通知が多いのが気になる」

「SNSのリアクションを気にしすぎているように見えて気になる」

 

でもなぜか僕は

「リアクションを気にしすぎ」と言われると

とても強い抵抗を感じてしまっていました。

 

 

通知の設定については、

付き合い初めた初期の頃に言われていて、

 

僕はできるだけ音やバイブ音がならないように

その場で設定を変えていました。

 

 

けれど、

未読件数の表示設定についてはそのままにしていて、

 

SNSの「未読数」が1件でもついていると

僕は相変わらず見てしまうところがあったのです。

 

 

実は昨日の朝、そのことで

パートナーから再び指摘されることがありました。

 

 

「しょうちゃんはリアクションを気にしすぎ」

 

 

その指摘によって

僕のマイナス感情のスイッチが押されるのは

これが初めてではありませんでした。

 

でも過去に指摘されてメンタルブロックが発動した時はいずれも

そこから「気づき」や「学び」が生まれないまま、

時間の経過とともになんとなく流れていました。

 

 

そして今回再び感じた強いマイナス感情。

 

 

僕はちょっと不遜な態度になり、

険悪な空気が隠せないほど漏れ出てしまったので、

 

それを彼女にぶつけないように

一旦めぐと離れて一人になりました。

 

 

深呼吸をして、内観していきます。

 

 

すると、前回までとは違い

今回はあることにはっきりと気がつきました。

  

 

「通知が気になってしまう」

「通知が来たことに気づくと、ついスマホに手が伸びてしまう」

「未読のお知らせの数が1でもついていると放置できない」

 

 

これって、

エゴにつかまれているときの感覚そのものだなと思ったのです。

 

 

思考回路が何かに乗っ取られたように、

 

・甘いお菓子につい手が伸びてしまう

・嫉妬を感じることを想像してしまう

・性的なことを考えてしまう

 

あの感覚にそっくりだと気づくのです。

 

 

「あぁ、ここでもエゴにつかまれていたんだ」

 

 

心がSNSの通知に支配されていたんです。

 

 

そのことに気づくと、

マイナス感情がすっと引いていくのを感じました。

 

 

これが、「出来事から必要な気づきを得た」というサインなのだと思います。

 

マイナス感情を感じる出来事は、

そこから気づくべきことに気づききると、

その役割を終えるようです。

 

 

僕は、めぐに対して

マイナス感情から不遜な態度をとってしまったことを謝りたくなりました。

 

 

タイミングとは不思議なもので、

僕がそう思ったちょうどその時、

めぐが僕の部屋に入ってきて、

 

「さっきは言いすぎちゃった。ごめんね。」

 

と謝ってくれたのです。

 

僕はとても優しい気持ちがしていました。

謝ってくれてありがたいなと思い、嬉しい気持ちになりました。

 

 

ーー 

 

 

それから僕は、一番頻繁に見てしまうFacebookの通知が、一切表示されないように設定を変えてみました。

 

 

そして、

 

未読のお知らせがあったとしても、

それを「放置してみる」という

エゴの手放しのテーマを一つ追加しました。

 

 

アプリのアイコンに数字がついていると、

やっぱり手が伸びてしまうのです。

 

 

それを

「いいから黙ってやめてみる」

というエゴ殺しです。

 

 

さきほどもこれを書きながら

インスタグラムについた未読の数が気になった自分に気がついて

開くのをやめてみました。

 

 

胸の辺りでざわつきが起きるのを感じます。

 

これこそが、エゴの作り出す抵抗であるということを

僕は今、理解しています。

 

そして、手放しを続けていくと

抵抗の声が出なくなるということも

この1ヶ月ちょっとで経験し、理解してきました。

 

 

スマホの通知も

自分のエゴと向き合うにはとても良いテーマのようです。

 

1ヶ月は意識して続けてみたいと思います。

 

 

素敵な週末をお過ごしください。

 

 

Loation: 淡路島

iPhone SE2で撮影。