こういう記事を見つけました。
ヨガスタジオで「提訴」へ
コロナ禍で問われる
「名ばかりフリーランス」
https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20200613-00183145/
なお、知ったのは、
こちらのブログからです↓
名ばかりフリーランス
https://ameblo.jp/mappy1963/entry-12604064861.html
実は、これは中々難しい問題で、
簡単に結論めいたことは書けません。
法律的には(ここ、法律系ブログです)、
社員やアルバイト等の
雇用契約(労働契約)と
フリーのヨガインストラクターのような
準委任契約(個人事業主)とで、
かなり変わってくることは、
以前こちらでもお話ししました。
非正規が9割でも「見殺し」コナミ
& 配達員が自転車で首都高走行か”
https://ameblo.jp/shimpo-shiho/entry-12596907788.html
ただ、業務の性格上、
両者の中間的な契約に
なることもありますし
(違法なもの等でなければ、
基本的に契約内容は自由)、
さらに言えば、力の強い側
(≒お金を払う側)が、
自分に有利な方向へ契約内容を
持って行こう、ということが起こるわけです。
で、完全に「偽装請負」(=違法)の
ように認定されれば、救済もされますが、
現行法では違法とは言えない
(=ギリギリ合法)の場合は、
救済は難しいわけです。
あまりに状況がひどい場合には
新しい法律を作って、
救済が図られることもありますが、
これもハードルが高いし
時間がかかります。
今回、コロナ問題で、
これまであまり表に出なかった問題が
大きく噴き出してきたとも言えます。
ただ、例えば今回のヨガインストラクターの
問題の難しいところは、
(大震災などもそうですが)
ヨガスタジオ等の会社側も
閉鎖や自粛でかなり経営困難に
陥っていることもも多いと思われることです。
どのように解決に向かうのか、
見守りたいと思います。