名ばかりフリーランス
かんぽ職員が、持続化給付金を申請して問題になっているなぁ。
そんな話題がある中、次のような動きもでてきた。
ヨガスタジオで「提訴」へ コロナ禍で問われる「名ばかりフリーランス」
https://news.yahoo.co.jp/byline/konnoharuki/20200613-00183145/
動きの内容としては、ウーバーイーツと同じ。
論点は、フリーランスなのか雇用者なのか。
働き方の多様性が増える一方で、同一労働同一賃金の概念が出てきて、境目が分からなくなってきている。
別の視点で考えると、これは日本文化も絡んでいる。
それは、「家」というもの。
「家」の延長線上に、企業内労働組合が発達してきた。
欧米では、職種労働組合である。
すなわち、日本の同一労働同一賃金とは、企業内の話で、企業間ではない。
非正規社員もこの視点で考えれば、どのような存在であるか理解できる。
日本企業から見て、正社員は「家」の一員で守るべきもの。非正規社員は労働力だけを求めるもの。
フリーランスも労働力だけを求めるものとなってしまって、今回の話になっているんだろう。
コロナ騒動で様々な潜在的な問題が、水面に出てきている。