弁護士菅藤先生記事のリブログです。

別ウィンドウでは↓

https://ameblo.jp/kantokozo/entry-12599020744.html

 

中々考えがまとまっておりませんが、

思い付くまま私見を以下申したいと思います。

 

 

1 大変お恥ずかしいのですが、

私、木村花さんのことを存じませんでした。

今回の報道があるまで。

 

また、色々の報道を読んでいて、

テラハとか、テラスハウスというのが

出てきて、これも、何のことか?

と思っていたくらいです。

 

TVを見ないというのもありますし、

芸能界のことも、そして、スポーツ関係や

女子プロレスもあまり興味が無い…

のですよね(嫌いということはありません)。

 

もっと言うと、元記事やそこからのリンク先で、

知っている名前は、はるかぜちゃんと、

川崎希さんくらいで、やはりSNSで中傷を受け、

発信者開示を求めたという報道を

何となく記憶しているくらいです。

 

もっとも、私、川崎希さんと、

佐々木希さんとの区別も

実はあまりついておりませんが、

これは私だけでは無いようです。

 

ですので、これまでこの番組を見ていたとか

木村さんへの攻撃を知っていたと、

いうことが無いので、申し訳ありませんが

後付けの情報で書いています。

勘違いなどあるかもしれませんが、

その節は優しくご教示下さい。

 

ただ、テラスハウスというのが、

真実だけ伝える番組なのか、

それとも、視聴率を稼げる部分を

編集して伝えるのか?についても

色々意見があるようです。

 

もし、TV局の意向で「悪役」にされた上、

抗議を受けたということであれば、

一層ひどい話だと思います。

 

 

 まあ私も老眼をはじめ、

あちこち体にガタがくる歳になり、

風邪とか腰痛などにもなりますが、

それでも今のところ献血に行くくらいの

健康に恵まれているとも言えますけど……。

で、そういう歳になると、なんか、

自分より若い方が亡くなると、理屈以前に

悲しくなってしまうのですよね。

「なんで俺が生き残っているのか」とか、

「代われるもんなら代わってあげても

よかったのに」なんてね。

(別に厭世的になっているとか、

思い詰めているわけではありません。)

 

まあ、上手く言えませんけど、

基本は、人間、年取った順に亡くなって

いくわけで、たまに順番がずれますけど、

基本、日本の将来は若い方が

担っていくしかないわけで、

まあ、そういう気持ちでしょうか?

 

(だからと言って、私より上の世代の

志村さんや岡江さんが亡くなられて、

何も思わない…ということもないの

ですけど。今は寿命が延びていますし)

 

 

 ここから、本論に入っていきますが

(前置きが長すぎた……)、

基本的には、菅藤先生の所論に賛成です。

 

その上で、一部引用させて頂きますと……

 

ネット利用者のモラルに叫ぶ手法が

ぜい弱だと私が思う理由は、

この記事を書いてる自分自身が、

サイバー暴力の加害者となることを

抑えきれてないからだ。
 

各自この1か月を振り返ってみると、

アベノマスクをさんざんバカに

しなかったか、文春砲が攻撃する前の

黒川もと検事に辞職しろとか

今では退職金を受け取るな

税金泥棒恥知らずといっていないか、

森まさこ法務大臣法曹とは思えない

壊れたロボットと言わなかったか、、、

SNSをやってる人に少しは

心当たりあるのではないか。

 

つまり、水に落ちた犬を叩いて

愉快がるのは、悲しいかな

人の本性の1つのようなのだ。

 

これを読んで、「私は全く大丈夫」

と思える人がどのくらい

いらっしゃるでしょうか……?

 

クリスチャンではありませんが

「罪なき者この女を打て」

というのは、宗派を超えた真理だと思います。

 

ただ、その上で、もう少し考えると、

少なくとも政治に関して、

批判をしてはいけないのか?

 

「安倍死ね」は論外だし、

「安倍ポンポン痛い」と、昔揶揄していた人が

結構偉い肩書の方でもいました。

「潰瘍性大腸炎は難病に指定されてますよ」 

と指摘したら「本当にその病名かしら?」とも。

 

しかし一方で、「リーマン以上の経済不況なのに

消費税下げないのはおかしいのでは?」

と言ってはいけないのか?

 

逆に、安倍首相支持者が、

例えば鳩山元首相に対して、

何を言っていいのか? そして、

何を言ってはいけないのか?……

例えば、「ルーピー」というのは、

政策批判なのか、人格攻撃なのか?

どうなのでしょうか?

 

 

 で、この辺を考えるために、

たまたま見つけた、(初めて読んだ)

ブログがありまして、そこに、

考えるヒントが出ていました。

 

トイアンナのぐだぐだ:

誹謗中傷をした人を、誹謗中傷する

ループを生まないために。

https://toianna.hatenablog.com/entry/2020/05/24/155225

 

この中に、こういう記述が……

(重要と思うので、少し長く引用)

 

批判誹謗中傷は並べると

違いがクリアにわかる
批判とは「人の言動・仕事などの

誤りや欠点を指摘し、正すべき

であるとして論じること」とされています。

それに対して
誹謗中傷とは、

「単に他人へ対する悪口だけを

指す言葉ではなく、その人の名誉を

毀損するようなことを言うこと、

根拠の無い悪評を流す行為

などを指す」とされています。

つまり、
批判「ある意見」に対しての

ネガティブな反応であるのに対し、

誹謗中傷「相手の人格」に対する

ネガティブな反応と区分けできます。

…と書かれています。

そして、さらに分かりやすい具体例が…

たとえば、ということで、これまで私が

いただいたご意見を批判と

誹謗中傷に区分けしてみましょう。

実際に私がいただいた「
批判」の例
文章が読みにくい。本当にこれで

 ライターのつもりなんだろうか。

サンプル数が少ない内容

 記事を書くな。もっと統計データを使え。

・結局、この作者はインタビュー相手を

 批判したくてこの記事を書いている

 のではないか。インタビュー相手を

 ダシにしているとしか思えない。

・この記事が世にでたことで問題は

 解決するだろうか。むしろ悪化させてない
 

実際に私がいただいた「誹謗中傷」の例
 ・こんなクソみたいな記事を書く人間

 どんな人間なんだと思ってテレビで

 を見たけど性格が悪そうなブスだった。

・どうせ結婚できないような女だから

 偉そうに恋愛コラムを書くんだろう。

・就活コラムを書く人間って、キャリアで

 成功してないから学生へ偉そうに

 ふるまいたいだけなんだよ。

未婚のくせに。

・あれは俺について/私について

 書いたんだろう。〇すぞ

 

というわけで、かなり分かりやすいと

思いますが、下線部は、私なりに

顕著な部分、つまり、メルクマール

(指標)かな、と思ったところ、です。

 

しかし、一方で、黄色部分は、

やや苦しいかもしれませんが、

あるいは、別の解釈

(前半:批判でなく誹謗中傷、

 後半:誹謗中傷でなく批判)

も可能性かな?とも思った部分です。

(前後の文脈にもよると思います。)

 

さっきの「ルーピー」も、

政策に向いているのか、それとも、

人物に向いているのか?なのでしょうか?

 

こう考えると、分かりやすいものも

ありますが、「批判」と「誹謗中傷」の

中間くらいにある表現もあるのかな、

という気もしてきました。

 

そして、以上の区分けを前提に、

再度菅藤先生の出された例を

考えてみますと……。

 

アベノマスクをさんざんバカに

 

⇒アベノマスクは政策批判(多分)

なのでしょうが、あとは、

「さんざんバカに」の言い方・態様

によるのでしょうか?

 

黒川もと検事に辞職しろとか

今では退職金を受け取るな

 

⇒「辞職」は批判かもしれません。

次も、「退職金を出すな」(=懲戒免職相当)

なら政策批判かもしれません。

しかし、正規の手続きで「支給相当」

とされたものを「受け取るな」というのは、

誹謗中傷なのかもしれません。

 

税金泥棒恥知らず

 

⇒これは、誹謗中傷だと思います。

 

森まさこ法務大臣法曹とは思えない

壊れたロボット

 

⇒これは、トイアンナさんでも

(批判)

・本当にこれで ライターのつもり
(誹謗中傷)
・偉そうに恋愛コラムを書く

学生へ偉そうにふるまいたいだけ

の微妙なところと申しましたが、

「法曹とは思えない」は批判?

「壊れたロボット」は誹謗中傷?

なのかな?と思います(私見)。

 

 

……大変長くなったので、

ここで一度切ります。

 

 


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