ノーベル賞受賞者の山中先生が、
次のようなHPを開設されました。
山中伸弥による
新型コロナウイルス情報発信
https://www.covid19-yamanaka.com/
冒頭の説明文に、山中先生の
お気持ちがよく出ていると思いますので
引用させて頂きます。
新型コロナウイルスとの闘いは
短距離走ではありません。
1年は続く可能性のある長いマラソンです。
日本は2月末の安倍首相の号令により
多くの国に先駆けて
スタートダッシュを切りました。
しかし最近、急速にペースダウンしています。
このままでは、感染が一気に広がり、
医療崩壊や社会混乱が生じる
恐れがあります。
一人一人が、それぞれの家庭や
仕事の状況に応じた最速ペースで
走り続ける必要があります。
国民の賢い判断と行動が
求められています。この情報発信が、
皆様の判断基準として少しでも
役立つことを願っています。
なお本活動は個人の責任で行っており、
京都大学やiPS細胞研究所は
関与しておりません。
色々な項目がありますので、
上記リンクから関心のある分野など
お読み頂ければと思います。
※ 参考
上記ブログを紹介した朝日新聞記事
山中教授、コロナのHP開設
闘いは「長いマラソン」
(途中から有料記事)
https://www.asahi.com/articles/ASN3N5S06N3NPLBJ001.html
とここまで書いて終わろうとしておりましたら、
今日、以前もご紹介した東洋経済サイトに
やや専門的ながら、こんな記事がありました。
今なら日本の「医療崩壊」は食い止められる
岡部信彦・川崎市健康安全研究所長の提言
井艸 恵美 石阪 友貴 : 東洋経済 記者
2020/03/28 5:35
https://toyokeizai.net/articles/-/340470
この2ページ目にこんな情報があります。
新型コロナウイルスで重症化するのは
感染者の約2割。8割は軽症のまま治る。
人工呼吸器が必要なのは5%程度で、
人工心肺装置を使わなければいけない
重度の肺炎患者はさらに少ない。
ただ、これはインフルエンザよりも多く、
高度な機械を使う専門的な医師数は
限りがあるため、こうした病院には
できるだけ重症者を集めるようにすべきだ。
⇒この、「重症化するのは感染者の約2割」
があるので、風邪やインフルエンザと違い
社会的な対策が必要ということに
なってしまっているわけです。
ということで当初は簡易更新のつもりが
結構長くなりました。。。