離乳と歯の本数 | ほっこり 知恵袋

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離乳と歯の本数
離乳期は一般的に1歳から1歳半と言われています。
その根拠は、歯の本数にあります。歯でものを噛み潰すことができることが離乳の条件です。従って、乳臼歯が生えている事が重要です。
乳臼歯は第一乳臼歯(乳犬歯の後ろに生える歯)と、第二乳臼歯(第一乳臼歯の更に後ろに生える歯)があります。第一乳臼歯が生え揃う時期が、おおよそ1歳半くらいと言われています。歯の本数からいうと、上8本下8本合計16本生えていることが条件になります。
しかし、離乳の完了が咀嚼の完了ではありません。
咀嚼が完了するには、20本の歯が揃って、奥歯である乳臼歯でしっかり噛めるようになることが必要です。時期的な目安は、個人差もありますが、2歳半から3歳くらいです。
ひらめき電球離乳完了から咀嚼完了までの時期の食事は?
9ヶ月以降は、奥歯または奥歯の位置の歯ぐきで、すり潰して食べる練習をします。食べ物の硬さは、状態をみて変えていくのが良いでしょう。
流動食→半固形→固形食
ひらめき電球3歳以降でも、個人差に応じて食事形態を変えていきましょう!ニコニコ
☆前歯または前の方でだけ食べていたり
☆吸うように食べてしまう
☆飲み込んでしまう
☆いつまでも口の中に溜め込んでしまう
このような食べ方をしてしまう子どもの場合は、奥歯の位置に食べ物を移動させて食べることができないため、9ヶ月ころの調理形態に戻しましょう。奥歯ですり潰して飲み込む練習をしましょう。
ひらめき電球一口量がわからない場合は?
☆口を閉じない
☆食べ物を押し込みすぎる
このような場合は、一口量を教える必要があります。
一口に噛み砕き、飲み込むまでの量を覚えてもらいましょう。にひひ
子どもの成長は個人差がありますから、必ずしもマニュアル通りにはいきません。焦らず、子供の成長に合わせていきましょう。(^o^)/



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