レントゲンで確認しましたが、虫歯はありませんでした。ところが、ある特徴がありました。
歯根膜が拡大して、歯の周囲がクッキリと写っています。この現象は、歯根膜が強い外力を持続的に受けると、歯根膜の繊維組織が引っ張られて伸びた状態になります。そのために、歯と歯根の間の隙間が大きくなり、空洞のように見えるために歯の周りを縁取りしたように黒く見えるのです。
![ベル](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/182.gif)
⒈ くいしばる癖がある
⒉ 激しい運動をする
⒊ 普段の姿勢で、頬杖をつく癖がある
⒋ 寝相が悪い(同じ方向に偏って寝ている)
⒌ 精神的なストレスが大きい
などがあります。
問診した所、⒋が当てはまったそうでした。寝相が悪いのは悩みだそうでした。
![ショック!](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/143.gif)
![ひらめき電球](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
⒈ 寝相を出来るだけ、真っ直ぐ寝ること。左右一方に偏って寝ない。満遍なく寝返りを打つ。
⒉ リラックスする
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
⒊ 食べる時は、左右満遍なく噛むこと。
生活習慣を改善するだけで、歯にかかる外力が調整されますので、自然治癒します。
ただし、食いしばりが激しい場合や、
歯がすり減っている場合は、歯軋り、食いしばりによる歯の摩耗を予防するために、マウススプリントを作成します。歯はこのように、ちょっとした生活習慣でも反映されます。健康のバロメーターです‼何かあったら、遠慮なく主治医に相談してみましょう。
「何だ、そうだったのか。」という気づきがあるかもしれません。
![にひひ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
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