こんばん優☆ & こんばんポノック♪
『ルパン三世DVDコレクション』も昨日発売のVOL.46から新たにPARTⅢがスタート。
関東では一度も再放送されていないので、見るのは30年以上ぶり。
実は個人的にPARTⅢはいろいろと残念なシリーズという印象しかなくて…
新ルパンにおける鈴木清順の様な舵取り役がいて、前半で優秀な作画スタッフが
もっと参加していれば、もう少し違ったシリーズになったかもしれないのにと。
アニメ雑誌で初めてPARTⅢのキャラクター設定を見た時の衝撃は大きかったんです。
『これが動いたらとんでもない作品になる!』と素直に思いました。
青木悠三氏の手によるキャラクターは原作の絵にかなり近く、独特のポップなタッチも新鮮で。
不安になり始めたのは色のついたキャラクターを見た時。
ルパンのピンクのジャケットを始め、次元も銭形もそれまでの
色使いとは全く違ってて、正直ちょっとダサいと感じました。
それでもあの絵が動くんだからこりゃ楽しみと、第1話の
放送当日は録音するためラジカセをテレビに繋いで待機。
ちなみに当時の我が家にはまだビデオがありませんでした。
しかし、第1話の印象は正直『う~ん、こんなもの?』。
オープニングから本編、更にエンディングに至るまで、
作画も演出もいまいちアカ抜けないもっさりしたノリ。
残念ながら久しぶりに見てもその印象は変わりませんでした。
バタバタした展開はかなり原作を意識してるとは思いますが。
しかもキャラクター設定を何度も描き直したため、シリーズが
進むにつれてルパン達の顔つきがどんどん変わってしまった。
中でも不二子の変わり様は凄まじく、初期の美人ぶりはどこへやら。
初期から中期までの設定のまま最後まで通してくれればよかったのに。
もちろんクオリティーの高いエピソードも沢山あるんですけどね。
これから、そんなPARTⅢを改めて見直して行きたいと思っています。
では、今日はこの辺でおやすミサティ★