こんばん優☆ & こんばんポノック♪
『ジャンプ流』、前号の秋本治に続いて今回は大場つぐみと小畑健の黄金コンビ。
お二方の創作の秘密をぜひ覗いてみたいと思って買ってみました。
残念ながら大場つぐみは冊子に掲載されたインタビューのみですが、
小畑健の方はDVDでカラーイラストの制作過程がじっくり見られます。
最近はデジタルで作画・彩色を行う漫画家も多い中、小畑健は完全ハンドメイド!
ペン入れではあの繊細な線を迷いもなくササッと引いて行き、彩色はベタ以外は全てコピックで着色。
このコピック捌きがまた凄い。
薄い色から濃い色へと徐々に色を重ねて行く塗り方、また
色の対比、強調や塗り残しなど非常に参考になりました。
たかがコピックされどコピック、使い方ひとつでこんなに可能性が広がるんだと感心しきりです。
DVDには仕事場訪問コーナーもあって、あんな凄い画を描くのに
整理整頓や原稿の保管などには無頓着というのが意外だった。
ちなみにご本人、顔出しはNGらしく最後まで首から下しか映りません。
アシスタントが6人ぐらいいたのもちょっと驚きだったなぁ…
あの作画クオリティーで連載を続けるにはやっぱりそれぐらい必要なのか。
しかし今回いちばん驚いたのは、大場つぐみがどうやら男性らしいということです。
自分は名前からしてずっと女性だと思ってたし、ストーリー
運びやセリフ回しからも女性だと信じて疑いませんでした。
いや実際は女性か男性かなんて考えたこともなく、頭から女性だと決めつけてました。
ところがインタビュー中で一か所だけ“僕”を使っていて、ペンネームの由来にも
性別不明な印象を与えたかったみたいなことを言ってて、あ、こりゃ男性だなと。
てか、大場つぐみがペンネームだということすら知らなかったわ。
これはちょっと、じゃなくて相当ショック。今後このコンビの作品の読み方が変わりそう。
さて、明日は連休最終日ですが、こっちは例によって授業の準備。あと明日こそは部屋の掃除したい。
では、今日はこの辺でおやすミサティ★