こんばん優☆ & こんばんポノック♪
ある日、神保町の某中古レコ屋を覗いてみたら、おニャン子絡みのアナログ盤がどっさり入ってた。
ところが、これがなかなか動かず、ずーっと売れ残ってる。
まぁ今頃おニャン子のLPを買おうって人もそうそういないだろうしなぁ。
自分はもうアナログ盤は買わないことにしているので、パッと見ただけでスルーしてました。
でも日が経つにつれて、聞きたい…欲しい…という気持ちが高まり、つい買ってしまった。
今回買ったのは以下の四枚(全て300円)。
①渡辺満里奈『MARINA』
②渡辺満里奈『EVERGREEN』
③国生さゆり『PEP TALK』
④高井麻巳子『こころ日和』
①と②は渡辺満里奈の一枚目と二枚目のアルバム。
③は国生さゆりの一枚目の、④は高井麻巳子の二枚目のアルバム。
久しぶりにお三方の歌声を聞きましたが、改めて聞くと正直
あんまり上手いとは言えくて、特に満里奈は素人まる出し。
かつて満里奈のシングルをせっせと買い集めていた自分でも、
え?満里奈ってこんなに下手だったっけ?と思ってしまった。
しかし、じゃあ聞くに耐えないのかというと決してそんなことはない。
上手くないなりに一生懸命さはしっかり伝わるし、楽曲のクオリティーも高くて
聞いててグッと来る。特に一枚目の『MARINA』はそういう意味では100点満点!
加えて大川直人によるジャケットとブックレットの写真の可愛いこと!
満里奈を撮らせたらこの人の右に出る者はいないと個人的には思っています。
この頃の(あくまでもこの頃の)満里奈は間違いなく宇宙でいちばん可愛かった!
まぁおニャン子自体、元々素人っぽさを売りにしたグループだった
わけで、歌の上手さをあれこれ言うこと自体がナンセンスではと。
てか、おニャン子に限らずアイドルってそういうもんじゃないかと。
よく、アイドルを歌の上手下手で論じる人がいますけど、それってちょっと違うと思うんですよね。
もちろん上手ければ上手いに越したことはないし、下手な方がいいと言うつもりもありませんが。
今回買った中で、最も安心して聞けるのは高井さんのアルバムでしょうか。
シングルにもなった『かげろう』なんて涙腺決壊モノです。
秋元康が携わっていないので、作為的な匂いが全くしないのも好印象。
それが結果的にああなるなんて…ヲタとしては最悪の結末!未だにトラウマですよ!
国生のアルバムはほとんど勢いで聞かせるといった感じですか。
国生は後期の方がいい曲たくさんありますね。『星屑の狙撃者(スナイパー)』とか。
う~ん、それにしても満里奈のアルバムはいいな~。
モロに80年代的な過度なエコー(風呂場で録音したみたいなアレ)
だけが気になるので、きちんとリマスターして再発して欲しい。
では、今日はこの辺でおやすミサティ★